うー、急に肌寒くなってきましたね。
ちょっと前まで、ふつうの秋、って感じで快適に過ごしていたのだけど……。

で、オレ。
川口君に任された?

さて昨日。
その川口君の記事にもありますように、関島さんの書き(作編曲担当)でメンバー四人で演奏、というフォーメーションでCM音楽録音をしてきました。情報はまた改めて。

作業はきわめて順調。ほどなく終わり、関島さんは別件に。
ここで浮いた時間を利用して、かねてからあたためていたウクレレ購入を、選定を撥弦楽器に詳しい二人に手伝ってもらうことにした。

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川口くん(お坊さん)近藤くん
録音終了後、帰り道。ブレた。
(お坊さんと書いたが寺関係のどなたか)

じつは前にも近藤くんにガットギターを選んでもらって、まあこれはメンバー特権ということで、いい思いをさせてもらっている。みなさん、許してね。


そして、たまたま今回も同じお店。仕事帰りに通りやすいんだな、きっと。
店に入るまでの会話。

近「どんなのがいいの」
栗「川口君の弾いてるカマカ(kamaka)みたいな音のするヤツ。つまりオレはコンサートタイプのはそこそこ楽器っぽいの持ってるでしょ。で、ソプラノはフェイマスの2万のでこれもなかなかいいんだけど、もう少しグレードアップしたい感じで、ポロロンと素朴めだけど、からっと南国っぽいというか味わい系というかうんぬんうんぬん」(……長い)
近「予算は?」
栗「うっ(考えていない)。そこそこで収まるならそれに超したことは……」
近「最低でも5~6万は見ておかないと」
川「オレのは高いよ~(うひひ)。今だともっとするだろうなー。というより、あのモデルはもうないよね」
栗「いやいや(汗)、もちろん同じでなくともムニャムニャ……」(店の前に到着)

しかし高そうな楽器がずらつと並んだ楽器屋さんのドアを開けるのは、未だにちょっと勇気が要る。近藤くんは、前もそうだったけど、堂々と入るよなー。さすが。

そして店内。なななんと、何と。
川口くんと良く似たカマカのモデルが、ぽん、とさりげなく置いてあったのよ!

「これ、川口くんのとおんなじじゃない?」と、近藤くん(川口くんだったか)がさっそく持ってポロロンと弾くと、じつに心地よい響きが。やった!ウソっ!……みたいな感じで、しかも適価。状態が良いので気づきにくいが、中古なんだそうだ。

即座に「お買い上げ」させていただきました。
楽器にしても何にしても出会いは重要。タイミングも良かったのだろうけど、即決出来たのも二人の太鼓判あってこそ。近藤くんと川口くん、どうもありがとう。

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PHOTOバイ近藤くん

で、じつは。
この楽器のそばに、ベースウクレレなるものがこれまたひっそり置いてあったわけで、じつはこれも以前からローリングココナッツ誌などで紹介されていて、気になりまくりだった楽器。
ゴムみたいな弦が張ってあって(4弦、太っ!)弾いてみたら、ヒジョウに楽しい弾き心地、音は小さいけど低音成分がしっかり出ていて気持ちよく(ピエゾでラインアウトもある)、三人で交互に試奏してみて、かなりの高評価。





……ここから20分~30分、悩みに悩んだ末……





結局こちらも仕入れる事にしてしまったのでした。

いや、ウクレレベース。ほんとは一旦「いや、ここは冷静になって、一旦寝かします」と決めた。
で、たまたま別件電話連絡があって、一旦楽器屋の外に出た。
終わって店内に戻ったら、二人が口々に「あのソプラノをね、あの値段で買えたわけよネ……ならば」とかニヤニヤしながら言うわけですよ。お、こいつら打ち合わせしやがったナ。
それでまあ、肩をポンと押されたと。

そんなわけで、同時に二本サオものを仕入れてしまった私。かなりの盛り上がりなのだけど、あとは、ウデってことかね。ま、いいか。

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帰宅後、すぐにケースから出してみた。

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あとで撮り直してみたが、ウクレレ撮るって難しい。
30分とかかけてあれこれやってみたけど……。


ところでベースウクレレ、今作っていたデモ音源で試してみたところ、案外いいかも(ちゃんと演奏するのちょっとむずかしいけど)。パッシヴだから、ラインだとゲインがちょっとだけ足りないかな。そのへんはゆくゆく。

ありゃ、ずいぶん長くなっちゃいました。

  ※  ※  ※

これまた川口くんの記事にありましたが、ほぼ日でのもみじ市の記事、うまくまとめていただきました(現場のムードの描写がそのまま!)
23日、東京近郊の方はぜひ。なんか楽しいんですよね。
そして岡山広島福岡近郊の方は、ぜひツアーのほうに。よろしくどうぞ!待ってま~す。

栗原