令和5年のある日の桜
令和5年の4月も半ばを過ぎ、関東地方南部の桜はすっかり終わってしまった。
地元の低山の中腹のあちこちに見えた山桜も、今はすっかり葉桜になってしまってもうどこに桜があったのか見当もつかない。
地球温暖化の影響で桜の開花は年々早くなってきている。
今年令和5年の桜の開花は、東京が3月14日、横浜が3月15日で、それぞれの地域で観測史上最早に並ぶ早い開花となったという。
ちなみに、東日本大震災があった平成23年(2011年)の桜の開花は、東京が3月28日で横浜は3月30日だった。
東日本大震災があったのは12年前だが、わずか12年で加速度的に開花が早まっていることに改めて驚かされる。
今年はひとりで近所の神社に散歩がてら桜を見に行ったりはしたが、正式なというか本格的なというか、どこかの名所に足を延ばしてのお花見みたいなものはしないまま終わってしまった。
このまま気温が上昇していくと、そもそも桜は開花しなくなる、というような研究結果もあるようだ。
さて、来年の桜の開花はどんな感じになるか。
来年の桜の時期、私はどこでどのような感慨を抱きながら桜を眺めているか。
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