巨大イトウを釣り上げる戦略!? | ハラボジの(イトウ)釣行記

ハラボジの(イトウ)釣行記

ハラボジ(韓国語でおじいさん)の釣行記です。今年で73歳に!
釣り歴は50年以上。私の人生にはいつも釣りがありました!
トラウト・フィッシングを中心に様々な釣りを楽しんでいます!
一番熱中したイトウ釣りをメインに紹介します!

 先週初めは、全道的に大荒れの天気となり、釧路地方もまとまった積雪となりました。久しぶりの雪かきでしたが、、いい運動になりました。 

 今日は、午後から季節はずれの雨が!明日の朝まで降り続くということです。この春の嵐で融雪が進み、湿原の川は氷が落ちて、上・中域は部分的に釣りが可能となるはずです。どうしようかと、迷っているところです。


2月末 釧路川(細岡付近)


 アメマス釣りもまだ一度も行っていません。釣りはともかくとして、道北遠征に向けての体力づくりのために、散歩気分で湿原を歩いてこようと思っています。


 さて、2月中は、ミノーづくりとロッドやリールのメンテナンスなどをして過ごしていました。

 頭の中は、イトウ釣りのことばかり、大物イトウを釣り上げるための戦略をいつも考えています。

 この歳になっても、「ワクワクした気持ち」を抱き続けることができるということは、とても幸せなことだと思っています!

 さて、戦略の一つ目の話は、昨年、大物イトウに挑むために購入したロッドのことです。といっても、中古品ですが、釣具店で偶然見つけて衝動買い(?)をしてしまったのです。


 シマノやダイワのロッドもいいのですが、、以前から大物用には、バッドの強いロッドということで、DAIKO(ダイコー)のロッドを愛用していました。海でのカラフトマスやサケ釣りに大活躍したロッド(PREMIER1202Ⅿ)でした。


 昨年の道北遠征で、モンスターを相手にするには10フィート以上で強靭なロッドが必要だと感じました。14gの軽量のルアーもキャストできて、バッドの粘りがあり、軽いロッドという三つの条件をクリアしたロッドはないかと探していたのです。いいなと思ったものは、3万円以上もします!ボロンという新素材のロッドはもっと高価で、とても手が出ません?!


 この2本目となるダイコーのロッドは、7~8年前のモデルで、PREMIER PMRS 112Ⅿです。これまで使っていた1202Ⅿよりも少し短くなりましたが、自重が軽く、バッドの粘りも申し分ありません。1m30cm以上のモンスターイトウでも十分勝負できるロッドかと思います。


 モンスターイトウの想像を超えるパワー! 最初の突進にどう対応するか! 次の戦略は、より高性能のリールが必要と思っています。6000番クラスを考えています!?サケ釣り用のシマノのリールがあるのですが、重いので・・・・・・・。  軽量のもので高性能といえば、やはり「ステラ」でしょうか!  

 「愛用のABU508で勝負するか、ウーン、どうしょうかなぁ」



(上)1202Ⅿモデル、(下)購入した112Ⅿモデル



 ここ30年、釣り具は進歩しました。様々なアイテムも生まれました。それは、進化といってもいいのかもしれません。

 私が本格的にルアー釣りを始めた40年前頃は、グラスロッドに安価なリールでした。それからみると、今の進化した釣り具を目にすると覚醒の感があります。

 昔は、1m以上のイトウを釣り上げるのに一番問題だったのは、ラインの強度だったと思います。今は、高性能・高品質のロッド・リール・ライン等、どれも簡単に手にすることができるようになりました。

 しかし、一本の竹竿の釣りから始めた私には、道具に必要以上にお金をかけることに少し、抵抗を感じてしまうのです。道具に頼りすぎると、釣りそのものがスリリングでなくなっていくのです。(あくまでも私見です)

 「魚と釣り人」・・・、挑む・真剣勝負するということでいえば、今は、ハイテクの道具を手にした人間側に圧倒的な優位性があるように思ってしまうのです。

 しかし、「より多くの魚を!」「より大きな魚を!」という釣り人の性(サガ)を止めることができないのです・・・・・・・・・・・・。


 有名なプロの釣り士である本波氏は、1m50cmのイトウに出会うために、猿払方面に春と秋に一ヶ月ほど滞在し、狙い続けているそうです。


 私も、道北の大河には超モンスター級のイトウがいると確信しています。