釧路川で大型アメマスを釣る | ハラボジの(イトウ)釣行記

ハラボジの(イトウ)釣行記

ハラボジ(韓国語でおじいさん)の釣行記です。今年で73歳に!
釣り歴は50年以上。私の人生にはいつも釣りがありました!
トラウト・フィッシングを中心に様々な釣りを楽しんでいます!
一番熱中したイトウ釣りをメインに紹介します!

狙い通りの場所で60・70のアメマスが!

 

 数日前、釧路川へ釣行してきました。その日は、釣りは半分で、主たる目的は「ハンドメイドのミノーやバイブのテスト」をしたかったのです。(その数は、何と50個を超えていました!)


 午前中は、遊び気分での釣りです。アメマスでも釣れたら・・・と思い、有名ポイントの細岡付近に入釣しました。しかし、2時間ほど粘りましたがバイトなし。その後、更に2時間ほど釣り下って、35cmのチビアメが1匹だけという釣果に終わりました。


35cmのアメマス

 確かにそこは銀座通り的な場所で、連日多くの釣り人が入るのですが、それにしても、魚がいる気配が全くないのです。「今年は釣れないし、大型は、ほとんど出ない」と、いう釣り人の話は本当だと実感しました。


 「今年みたいな悪条件でも、あそこならいるかも!?」

 昔、晩秋や早春の頃に、大型アメマスをよく釣り上げた㊙のポイントが思い浮かびました。

 「よし、行ってみるか」

 そう、急に思い立って、今日の釧路川でのアメマス釣行を決めたわけです。


 さて、そのポイントは『秘密』としたわけですが、それはどんな場所なのでしょうか?! 

 今の時期は、餌となるベイトは少ないわけですから、より効率よく餌を捕食できる場所に定位しているはずです。以前、ブログで配信しましたが、V字のように流れが一点に集まるところか、その下の開きがポイントとなります。


 もう一つのポイントは・・・・・?誰もが想像できる場所だと思いますが、それは、沢や支流の流れ込み・合流点です。昔のイトウ釣り師は厳寒期や早春の時期、そういった場所を釣り場としていました。アメマスもそのような場所にいるはずです。


 ポイントを目指して、1時ほどひたすら歩き続けました。ポイントの近くまで来ると、雪に刻まれた釣り人の足跡はなくなっていました。到着したのは10時半。



 そのポイントは、対岸にあり、川幅は60~70mほどあります。こちら岸は30cmほどの深さでランディングはしやすい場所です。


 いつもの8fのコンパクトロッドとABU508のリールです。ウエイトのあるスプーンで遠投をかけます。対岸の流れに沈め、底を転がすように流し、流れにのり始めたら中ほどまでゆっくりとリーリング。後は素早く巻き取り、少しずつ下流に移動していくという釣り方です。


 釣り始めて5分ほどで、60cmのアメマスがヒット!まずまずのサイズで、3分ほどのファイトでしたが、その引き味を楽しめました。5・6枚の写真を撮り、即、リリース。







 その後、10mほど下流に移動して2投目、川の中ほどまでリーリングした時

 「ドスン」というバイトが!


 「きたぁー」・・・・・重い引きです。ひょっとして、イトウか?!


 5分ほどのファイトの末、姿を見せたのは、先ほど釣り上げたものより、はるかに大きなアメマスです。ランディングネットを持ってなかったので、湿原方式の軍手でのハンドランディングで引き上げました。大型の特徴であるドーナツ状の白点をまとった貫禄のあるアメマスでした。










  前の日に、イメージしていた通りの釣りができて、本当に「びっくりポン!」です。

  今日のアメマス釣りは、また一つ思い出に残る釣りとなりました。