今後も通いたい一軒 | 鞍手ゆたか福祉会スタッフブログ

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鞍手ゆたか福祉会は、福岡県鞍手町を拠点に、直方市、宮若市、行橋市、北九州市、福岡市、宇美町、長崎県大村市、
東京都新宿区で障碍者や高齢者の支援を行っている社会福祉法人です。

こんにちは。デイゆたか、濱安です。

今日はプライベートでの出来事を書こうと思います。


先日、とある中華料理屋さん(恐らく中国人の方のみで経営してるであろうお店)に

行きました。ちょうどその時間は夕食時で、お客さんが大勢いました。

お店はとても賑わっており、店員さんもてんやわんやでした。

厨房にはたくさんの人がいたのですが、ホールには50歳以上・60歳未満と思われる

中国人の女性の方一人でした。私が来店したことにも気付かず、お店の中を懸命に走りまわっていました。ちょうどそのとき喉が渇いたな~と思っていたのですが、あまりにも忙しそうだったので声をかけるのを待つことにしました(セルフだったら自分でしたのですが)。それからしばらくしても私の存在に気づくことなく、時間が過ぎて行きました。さすがにのどが渇いています。「こえかけたらいいやん!」と何人もの方も思ったことでしょう。しかし、きつそうな表情一つ見せず汗を拭いながら頑張っている姿をみると、存在に気づくその時まで黙って見届けるほかありません。その時、一組のお客さんが会計をしにレジへと向かいました。会計が終了して私の横を通り過ぎた際、やっと存在に気付きました。

「わぁ~!いつから来とったん!?声かけてくれたらよかったのに~」と一言。

かけれません。声なんて。

あれだけ真剣に頑張っていたら。

それより何より、なんてフレンドリーな方だ!!と思わずビックリしてしまいました。

なんだか気分が晴れやかになり、注文をしました。


食事を終え、しばらくまたその方が頑張っている姿を眺めていました。

外食をしてこんなに元気を貰っていい気分になったのは初めてです。

今後も通いたいと思った一軒でした。