親の想い | 鞍手ゆたか福祉会スタッフブログ

鞍手ゆたか福祉会スタッフブログ

鞍手ゆたか福祉会は、福岡県鞍手町を拠点に、直方市、宮若市、行橋市、北九州市、福岡市、宇美町、長崎県大村市、
東京都新宿区で障碍者や高齢者の支援を行っている社会福祉法人です。

一ヶ月ほど前に私の父親は病気を患いました。幸い処置が早く、症状が軽く済みましたが、病院で過ごす時間が非常に長いので色々な事を考えると父は言います。家の事や弟(やっちゃん)の事などです。



 弟は障害を抱えていて施設で生活しており、年に数回ほど自宅に帰ってきますが、父は自分で弟を連れて帰って観る事が困難になるかもしれないと気になっているようです。

 父からは「自分が何かあった時はやっちゃんの事は頼む」とやっちゃんの後見人を頼まれていますが、父はやっちゃんの事を非常に可愛がっており、まだやっちゃんの事を自分で観たいと言っていました。



 私が父に「うちは年に数回しか連れて帰らないから、施設の方に助けられていると思うよ。他の親御さんは一週間に一回や二週間に一回連れて帰って観るんだから」と父に言うと「そうだね」と頷いていました。

 この仕事に就いて思う事は、利用者さんの親御さんは自分の子供を大切にし、子供の面倒をよく観ているので、私も同じ障がい者の弟を持つ身として頭が下がる思いです。


父が退院した後にこれからの事を施設の方と話をするという事で、お互いが協力して、やっちゃんを見守っていけたらいいなと思います。




デイゆたか 梅原