NO.254

 

きょうはお通夜だというのに

 

涙を流して悲しむ者が

誰もいないという

和やかすぎる雰囲気を

 

一変にお通夜らしくしてくれたのは

 

不慣れな喪主のあいさつだった。

 

 

 

ブログを書いているのは

 

富山県砺波市で

株式会社暮匠(くらしょう)という

工務店をしております

 

社長の姉さん女房こと

小橋博美です気づき照れ

 

 

これから家を建てる人

 

住んでいる家に

不満や不安を持っている人には

 

役立つ情報を!

 

幸せな暮らしはもっと幸せに♪

 

 

365日ぶっ続けでブログを書いたら

きっと幸せな人が増えるにちがいない!

 

そんな想いで

365日投稿に挑戦しています気づき

 

 

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2024年6月25日号

 

それでは今日も

いってみよう!

 

 

父が亡くなってて3日目。

 

きのうは

納棺師に感動し感謝した

良い納棺日だった気づき

 

 

そして・・・

 

いよいよ今日は

お寺さんにお引越しです。

 

そのまえに

 

父には

お花を添えてあげるというので

 

父の育てていた

畑の花を添えてあげました気づき

 

 

アルストロメリアです!

 

赤、白、ピンク、紫と

 

自分の育てた花に囲まれる父は

さぞかし満足だろう気づき

 

 

調子に乗って

わっさわさ

孫たちと入れていると・・・

 

 

 

そう・・・

 

明日の出棺の時も入れるそうで

 

 

早く言ってよ!

 

じゃあ何で今入れるん?

 

 

孫たちと笑いぼやきながら

 

ま~ いいか!

きれいだし!爆  笑

 

 

父が死んだというのに

 

まぁ~

 

誰一人と涙を流す者がいなく

笑い声のたえない3日間で

 

きょうが通夜だというのに

こんなんでイイのか?

 

 

通夜が始まり

お出迎えに並んでもまだ

 

喪主を先頭に

母もお嫁さんも孫たちも

そしてワタシも

 

笑いがとまらない!

 

何かの拍子に

「おれ、挨拶ぶっ飛んだわ!」

と、笑う喪主の息子。

 

 

自分たちは楽しくてイイが

 

親族を心配して参列してくださる

皆さまへの人目に悪すぎる

 

困った・・・

 

通夜らしくしない・・・

 

ちゃんとしなければ・・・

 

 

そう思いながらも

 

さすがに住職がはいられたら

ピリッと空気はかわります!

 

住職から

父への有りがたい思い出話や

説教をいただき

 

ようやく通夜らしくなりましたが

 

いちばん

 

父が主役となり

思わず涙が込み上げたのが

 

最後の喪主の挨拶でした。

 

 

喪主は息子。

 

喪主なんて初めてです

 

父の先が長くないと分かってから

ずっと喪主のプレッシャーを

背負っていたとか・・・

 

 

父には孫にあたりますが

 

養子縁組をして

戸籍上は「父」であります。

 

 

微妙な立場なので

 

挨拶分に頭を抱えておりました。

 

 

息子には

 

「難しい言葉や堅苦しい挨拶じゃなくて

 自分の思ったことを話したらいいよ!」

 

そう言ってありました。

 

ついでに・・・

 

「間違ったり忘れたりしたら

 悲しくて泣いてるふりしたらイイよ!」

 

と、母らしくないアドバイス気づき爆  笑

 

 

そんな息子の挨拶。

 

 

言葉が詰まりがちなので

ほんとに泣いたふりかと思ったら

 

逆にほんとうに感極まって

涙が込み上げてきたようだ。

 

それが分かった瞬間に

 

もう涙が止まらなかった。

 

まわりからも

すすり泣きが聞こえた

 

 

挨拶の文中

 

「家で看病していた

 ばあちゃんも大変でしたが

 

 毎日世話をしてくれた

 妻にも感謝しています。」

 

素敵だな~

と、思いきいていると

 

「じいちゃんに

 お前はいつも怪我をするから

 気をつけて仕事せんなんぞ!

 

 あんな優しいことを言うたのは

 初めてだったなと思い出しました。」

 

ここに

 

生前の

優しさのカケラもなかった父にも

優しいところがあったことを

思い出させてくれ

 

最後には

 

「婆ちゃんは一人暮らしになりますが

 いずれは引き取って面倒をみるつもりです。

 

 それまで もうしばらく

 ばあちゃんを宜しくお願いします。」

 

その締めくくりに

 

自分の息子ながら

優しい大人に育って良かった

 

そう思いながら

 

こんな息子にしてくれた

お嫁さんにも感謝もした。

 

 

形式ばった挨拶ではなかったが

 

心がこもった

 

想いのままの挨拶で

 

笑いながらの通夜も

 

一変に

通夜らしい場に着陸しました!

 

 

息子よありがとう!

 

 

そんな息子・・・

 

帰りに

「おれの靴がない!!!」

 

と大騒ぎ・・・

 

何回も脱いだり履いたりして

 

結局、それが自分の靴。

 

 

最後にもう一回

 

みんなで大笑い!!!

 

 

結果・・・

 

楽しい通夜だったね。

 

 

あしたは

父との最後の日です。

 

きっと

笑いが絶えない日であろう・・・

 

 

それでは

今日はこれでオシマイ気づき

 

では、また明日気づき照れ

 

 

 

 

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