昨日も記事にしましたが、我が家はiDeCoとNISAで老後資金の運用をしています
積み立て投資は、運用途中にはリバランス程度しかすることがありませんが
いずれ売却することになるので、改めて出口戦略を考えてみたいと思います。
iDeCo
掛け金は最長65歳まで拠出でき、60歳〜75歳までの間に受け取る必要があります。
老齢給付金を一時金として受け取る場合は
「退職所得控除」の対象になり
年金として受け取る場合は
「公的年金等控除」の対象になります
我が家は夫婦とも退職金のない会社で働いているので
iDeCoは一時金で受け取り、退職所得控除の適用を受ける予定です。
夫は27年間、私は20年間、積み立てを続ける予定なので
現在の退職所得控除の計算式に基づいて計算すると
夫は1,290万円、私は800万円まで非課税で受け取ることができます
月2.3万円を年利5%で20年間運用した場合のシミュレーションがこちら。
運用がこのシミュレーション通りにいった場合
(945万円ー800万円)×1/2=72.5万円が課税対象になり、手取りは約934万円。
夫は上記の条件で27年間の運用をした場合、期待されるリターンは1,571万円。
(1,571万円−1,290万円)×1/2=1,405万円が課税対象となり、手取りは約1,549万円。
iDeCoと企業型DCによる運用分の合計収入は夫婦で2,500万円が目標となり
こちらの金額を退職時に一時金として受け取る予定です
つみたてNISA
我が家は、2018年〜2023年の間はつみたてNISAを利用して運用しており
20年間の非課税期間が終わるのは2038年からとなっています
夫は2038年にちょうど60歳の定年を迎え、再雇用で収入が半減する予定なので
非課税期間が終了して特定口座に移った資金は
そのまま運用をしながら、3%ずつ定率で取り崩して生活費として利用していきます。
新NISA
新NISAの非課税枠は1人最大1,800万円となっていますが
我が家は1人あたり年間120万円×15年間で1,800万円にすることが目標です。
現実的には、子供の教育費がかかる中学生以降はここまで入金できないと思うので
1人1,000万円を入金できたらと思っています
iDeCoの売却とつみたてNISAの取り崩しで足りない生活費は
新NISAを取り崩していくことになりますが、いくら取り崩すかは
受け取る年金額や運用益によって調整をしていく予定です。
今後、退職所得控除の改悪が議論されていますし
私たちが受け取る頃には年金の減額は避けられないので
シミュレーション通りには行かない可能性もありますが
とりあえず、年金と運用資産の取り崩しでなんとか生活をしていけたらと思っています
みなさんの出口戦略も教えていただけるとうれしいです!