昨日のこちらのニュースをご覧になった方はいらっしゃいますでしょうか?
2019年に話題になった「老後2,000万円問題」
ここ数年で円安とインフレで物価が上昇した結果
老後に必要な資金が4,000万円に増えましたよ
大学卒業して65歳まで働くとして、43年間で4,000万円を貯めるためには
年間93万円ほど積み立てないといけないんですけど
日本人の平均給与は458万円で、手取りだと360万円程度なのに
老後資金だけで93万円も貯めるなんてハードすぎませんかね
この他に住宅資金と教育費も必要で、大学資金だけでも1人600〜1,000万円はかかるし
都心のマンションなんて平均1億円超えなんですよ。
日本で暮らすのって、いつの間にこんなにハードル上がったの?
もう、これからは庶民が資産運用なしで老後資金を貯めるのは無理なんじゃないかな。
少なくとも平均的な給与では教育費と老後資金を両方貯めるのは至難の業ですね
老後2,000万円問題は、夫婦のみの無職世帯をモデルケースにしてるので
1人あたりだと多少は少なくて済むとしても、余裕を持って準備するなら
老後資金として年間100万円は貯めておきたいですよね。
そして、教育費は子供が生まれてからの18年間で900万円貯めるとして年間50万円。
住宅費は住んでいる地域によっても大幅に変わるのでなんとも言えないけど
仮に3,500万円(金利込み)を35年ローンで組んだとしたら年間100万円の返済。
住宅費100万円+教育費50万円+老後資金100万円で合計250万円也
手取り360万円で住宅ローンを支払いながら150万円を貯めるのは難しいので
平均的な給与のご家庭は共働きしないと厳しいかもしれませんね
【今日の結論】
老後資金が4,000万円必要かどうかはご家庭によりますが
教育費と老後資金を貯めるためには早く準備しないと間に合いません。
今すぐ、できることから始めて将来に備えましょうね