今回はこちらの記事の続きです↓
上記の記事の通り、老後の住宅の維持（家電の買い替え含む）には
2,000万円程度はかかりそうということが分かりました。
しかも、上の検証には火災保険料が入っていないので総額はさらに上がりますね
今回は、老後資金のうちで最も予算立てが難しい介護費用について考えてみます。
説明が長くなるので、介護費用の概要についてはこちらの記事をご参照ください
上記の記事によると、介護期間は5年1ヶ月、介護費用は約580万円が平均値だそう。
この金額には、在宅介護と施設介護の両方の金額が含まれています
我が家は、息子を出産したのが37歳で高齢出産だったため
私たち夫婦に介護が必要になる頃は子供たちは子育てに忙しく
お金がかかる時期と重なってしまいます
子供たちには、あまり介護の負担をかけたくないこともあり
もし、介護が必要になったら、できるだけ介護施設を利用したいと考えています。
介護施設といっても種類はいろいろあり
✔︎ 特別養護老人ホーム（特養）
✔︎ サービス付き高齢者向け住宅（サ高住）
✔︎ 介護付き有料老人ホーム
などを利用される方が多いかと思います
上記の中で最も介護費用が抑えられるのは特養に入居した場合ですが
上記の記事内で紹介されている
「要介護度5、ユニット型個室利用」の場合で
毎月かかる費用は約14万円となっています。
介護費用は要介護度や部屋の種類などによっても金額が変わりますが
平均的な介護期間の5年1ヶ月で計算すると、総額は約854万円になります
ただし、特養に入居するには「要介護度3以上」という制限があり、待機者も多く
入居まで数年かかることも多いので、有料老人ホームを利用する可能性もありそう。
有料老人ホームを利用する場合の費用は、施設により大幅に変わりますが
入居一時金は584万円、月額利用料は23.7万円が中央値となるようです。
平均的な介護期間の5年1ヶ月で計算すると、総額は約2,009万円になります
上記の計算は1人分の費用なので、夫婦2人分の介護費用を計算すると
✔︎ 自宅＋施設利用 1,160万円
✔︎ 特養利用 1,708万円
✔︎ 有料老人ホーム利用 4,018万円
夫婦のどちらかは、可能な限り自宅介護をすることになると思うので
自宅＋施設と特養の組み合わせで、約1,434万円は最低でも準備しておきたいな。
でも、私たち夫婦は歳も近いし、体力的なことも考えると
特養＋有料老人ホームで約2,863万円かかる可能性も高そう…
介護費用はゼロで済む可能性もあるし、年金からも支払うことができるとはいえ
これから自己負担額は上がる一方だろうし、平均以上に長生きする場合もあるので
とりあえず、2人分で2,000万円程度は準備しておきたいと思います
次の記事はこちらになります↓
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