台所はおくすりやさん♪ | 暮らしに虹をかける会

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こんにちは。日本肌育学会の山本です。

最近体を整えるのには、昔からの“おばあちゃんの知恵”が役立つな~と実感しています。
体の声を聞きながら、ていねいに暮らすラブラブことが嬉しいと思えるようになったからでしょうかはてなマーク
病気というほどではないけれど、なんとなく調子が悪いとき…すぐに薬を飲んでいませんか?

昔の人はそんなとき、台所にある食材でちょっとしたものをこしらえて、自分の体調を整えていったのです。
少し前まで、それはごくあたり前のことでした。
けれど、今を生きる私たちはその知恵をどこかに置き忘れてきてしまったみたいあせるですね。

健康情報がありふれすぎている今だからこそ
シンプル&ベーシックにもどりたい四つ葉
そう思いませんか?

今日は、いざという時のおたすけレシピをご紹介します。
私の愛読書の中から「じぶんでつくるクスリ箱」(by南恵子さん)
より抜粋しています。

昔の人の「クスリ」はふだん食べている野菜や果物や調味料を使ったナチュラルなものだった気がします。
それってなんだかスローでいいんじゃないGOOD
ちょっと真似してみましょ音符

あ~~そうそう指
念のために、注意したほうがいいところも書いておきます。

●あくまで民間療法ですので、自己責任の範囲で使用・管理しましょう。

●3歳以下の乳幼児にはオススメしません。
 特にはちみつは赤ちゃんには食べさせないようにしましょう。

●妊娠中の方、高血圧・心臓病などの諸症状のある方は、医師にご相談の上ご使用ください。
 例)グレープフルーツは高血圧や狭心症などの治療薬の作用が増強してしまいます。




ではでは「おばあちゃんの知恵」をご紹介します。

風邪をひいたかな?と思ったら
※梅醤番茶

  材料:1回分
  梅干し 1個
  醤油  大さじ1
  しょうがのしぼり汁 小さじ1
  番茶  180㏄
  本葛粉 大さじ1

  つくり方
  ① 梅干しは種をとり、包丁やスプーンでたたいて細かくし、マグカップなどに入れておきます。
    本葛粉は、同量の水で溶いておきます。
  ② 鍋に醤油、しょうがのしぼり汁を入れ、熱い番茶と①で溶いた葛を加え中火にかけます。
    ふつふつと煮たってきたら弱火にし、透明感がでるまでかき混ぜます。
  ③ ②を①にいれ適温に冷ましてからいただきます。

※卵酒(リンゾームという酵素が入っていますきらきら!!
  材料:1回分
  卵   1個
  日本酒 180㏄
  砂糖  小さじ2~
  しょうがのしぼり汁 少量

  つくり方
  ① 日本酒は熱燗よりやや熱めの燗(60℃)くらにつけておきます。
  ② 小さいボールに全卵1個を割入れてかき混ぜ、砂糖を加えます。
    大きめのボールにぬるめの湯(50~60℃)を入れて小さいボールを湯せんしながらかき混ぜます。
  ③ ①の熱燗を②に少しずつたらしながらのばすように混ぜ、最後にしょうが汁をお好みで加えます。

※梨としょうがのホットジュース(のどがイガイガやつらい咳に)
  材料:1回分
  梨のしぼり汁 1個分
  しょうがのしぼり汁 小さじ1/2
  はちみつ 大さじ1

  つくり方
  ① 梨は皮をむき、種や芯をのぞいてミキサーにかけるか、すりおろします。
  ② キッチンペーパーや布巾などで①を漉し、果汁をしぼります。
  ③ 小鍋に②としょうが汁、はちみつを入れて弱火にかけ生あたたかい温度くらいまであたためます。

数えきれないサプリメントや健康食品が憂鬱な不調をなだめるためにお店に並ぶようになりました。
悪くないけどなんだか自分にフィットしないなぁ、と思っている方には
「おばあちゃんの知恵」は「ナチュラル・サプリメント」
として体が受け入れてくれるかもしれませんね。

体も植物といっしょ音符
毎日少しずつ気にかけてあげなければならないと思うのです。

日々の暮らしの中で知らず知らずのうちに崩れてしまったバランスは部分的にケアしても元には戻りません。
でも…ライフスタイルやふだんの食事を見直して、体と会話を始めたら、きっと心にまでよいバランスをもたらしてくれることでしょう。

自分の心と体をしっかり見つめて、大切にすること。
自然からのプレゼントに感謝して暮らしに活かすこと。


肩の力を抜いて、気軽に心地よいと思えることを暮らしに取り入れてみませんかはてな