どんな月経期間を過ごしていますか? | 暮らしに虹をかける会

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こんばんは、JPHMA認定ホメオパス藤崎です。


今日は月経のおはなし。

女性の場合、健康を伺うときにまず外せませんし、また一か月に約1回、そして初潮から閉経まで、出産前後の期間を除いて、およそ一生の間400~450回訪れる月経。

何日周期とか何日間くらい、というのは、すんなりお答えしてくれる方が多いですが、経血の様子を伺うと、途端に・・・?という方が実際多いです。鮮血なのか黒っぽい血なのか、凝血はあるのか、粘性があるのか、さらに排卵は?オリモノは?というと・・・まぁ、確かに人の経血やらオリモノなんかは見ませんからね、笑


そもそも、月経については小学校4~5年生くらいになると(今はもっと早いのかもしれませんが)男子と女子と別れて集められて学校でおはなしされませんでしたか?「月経は約1週間続くもの。経血はナプキンをあててね」と。そして、どこかのメーカーのケミカルナプキンの使い方などを教えてもらったり、またお土産でもらったり。初めのスタートがケミカルナプキンという方、多くありませんか?


ケミカルナプキンの日本での初めての発売をご存知でしょうか。それは昭和36年のアンネナプキン発売に遡ります。ということは、初潮をまさにむかえようとしているお嬢さんたちの母親世代、およそ30~40代世代の母親たちはケミカルナプキン2世代目あたり。そのまたお母さんたちが初潮を迎えるころ、便利なものができた~!と育っているだろうと推察されます。このあたりから、もしかしたら正しい月経を知らない、教えられてないのかもしれません。


月経期間は、個人差はあるもののおよそ3~4日。この期間は気分も内向的になり、身体もゆるみます。骨盤が最も緩む2日目に経血量が増えます。これにたいして、排卵日は基礎体温も上昇、筋骨格が閉まり、女性ホルモンも活性化。髪はつやつや、肌はぷるぷる、目はキラキラ、お顔もお尻も胸もキュッとあがり、体調も気分もあがります。命を宿せるときに、女性は魅力的になるのですね。もう少し幅広く眺めてみると、月経から排卵までの卵胞期は副交感神経が優位で、排卵から次の月経までは交感神経が優位になります。このあたりから、気分のアップダウンや体調のアップダウンもわかるかと思います。


今現在、ナプキンのCMを見ていると、「多い日も安心」「ドロッと経血もしっかりキャッチ」「臭いも気にならない」というのが皆さんの経血事情なのだな~と感じますが、これって本当なのでしょうか?

月経は、個人差があるというのは、その生活習慣、食事、運動、年齢など様々な要因によって、左右されます。そう、まるでおつきさまの様に、変化が大きいのです。しかしやはり、健やかな身体には、凝血も臭いもありません。基本は3日間、夜間経血は出ません。すっきりはじまり、すっきり終わるもの。漏れる、というのもおかしなもので、昔も粗相はなくはなかったようですが、基本経血はトイレで流していたようです。つまり、自分の身体をしっかり感じていた、意識していたということです。


こういう観点からみると、もちろんナプキンの身体への影響は考えないといけませんが、どんなナプキンを使うか、ということではなくて、大事なのは、身体を意識できているかどうか、ということでしょう。


さて、最初に戻って、アナタの月経はどんな感じでしょうか?