モノの付加価値とSkyというゲームとメタバース | Have a nice day!

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神田で働くIT企業社長のブログ

今日は、朝礼にて、今日は2つの事をお話ししました。

 

【モノの値段と社会的付加価値交換】

 

ラーメン1杯900円とします。お寿司人前2000円。高いな~と思うかどうか・・・は別として、中身は大きく「家賃」「材料費」「人件費」に分かれます。

 

その中で、寿司屋の板前さんが「高いものはそれだけ手間がかかるんだよね、要は手間賃だよ飲食というのは・」と言っていましたが、飲食はやはり人件費が大きいんですね。

なので、そのラーメン、お寿司を作るのにどれだけ人が自分のために時間を割いてくれたのか?それに対して対価を支払っているとも言えますね。もちろん、材料にも夫々材料を作る段階での人件費がかかっていますから、その分も支払っていると考えてもいいでしょう。

 

飲食で考えてみましたが、建築や製造業、車やジュースなども、そう考えてみると、我々は人に対してコストを支払うことで経済を回している。謂わば、何の変哲もない石ころには価値はなく、そこに人が手を加えるから技術料だったりなにかしらの人の価値がついてくるんですね。

こうやって社会を俯瞰してみてみると、私達は必然的に常に誰かの時間を買っている事になります。

 

これが社会での付加価値交換。こうやって考えると、すべてのものに誰がどれぐらい時間と技術の付加価値を付けたのか?が見えてくるようにはならないでしょうか。

それが、モノの値段の正体だと考えています。

 

 

【sky 星を紡ぐ子どもたち】

昨日の夜、娘と話したことですが、「sky 星を紡ぐ子どもたち」というゲームにはまっているそうです。中国語や英語も飛び交うのだとか。。

どんなゲームか少し調べてみたのですが、今年8月に全世界で1億ダウンロードを記録、戦うゲームでもなく、ポイントをためるゲームでもなく、同社社長はこのような事を言っています。(本社はロスアンゼルス、社長は上海出身)

 

「演劇用語で“カタルシス”という言葉がありますが、もともとは古代ギリシャで医療用語として生まれました。毒物を体に取り込んでしまった人の胃を洗浄するために大量の水を飲んで胃を空っぽにするということを表現していたのですが、そこから転じて、自分を空っぽにすることから得られるヒーリング効果みたいな概念がカタルシスと呼ばれるようになったんです。そして、私がゲームを作るときにつねに追い求めているのは、まさにカタルシスであり、その経験したプレイヤーが「なぜ、私はこうしているんだろう?」と自問するところから、成長やよりよい人生に繋がっていくと考えています。」

 

「せっかく仮想空間という魔法の世界に来ているので、年齢、性別、職業、肌の色、階級などにとらわれず、人と人として交流をしてほしいと考えて、どのような人物なのかがわかってしまうボイスチャットの実装は見送ったんです。当時はコントローラでテキストを打つことも難しかったので、テキストチャットもなくしました。」

出典:https://www.famitsu.com/news/201910/01184144.html

 

先日、FaceBook(フェイスブック)がMeta(メタ)に社名を変更するというニュースがありました。メタバースが今後発展することを意識したというのが理由だが、このSkyもそのメタバースの一つでしょう。

 

私はゲームはしないのでよくわかりませんが、別の記事で、このゲームにはヒーリング効果を狙ったという社長の発言がありました。よく言われる「あつ森」での現実世界のような作りとは真逆なのかもしれませんね。もし、人がヒーリング効果まで得られる空間があるとすれば、これはゲームとはまた違った世界観なのかな?と思うのと同時に、少しづつメタバースが身近に迫ってきている気配を感じました。

 

普段ゲームをしない自分がSkyは試してみようかな?と思ってます。