IT業界のことを教えていただいた諸先輩にお別れ | Have a nice day!

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神田で働くIT企業社長のブログ

 

この業界に入って3年も経つ頃に出会ったモデリング分野では日本でも数本の指に入る 松本聡氏がつい先日急に亡くなりました。

 

えっ、先週までFACEBOOKであんなに元気だったのに・・。気が付けばお葬式も済んでしまった後でした。

DAMA日本支部を作ったり、いくつかの書籍を執筆 と活躍されていた方です。

 

彼は私に、IT(あえてシステムとは書かない)の知識において、狭義でなく広義の意味での考え方、「業務・データベース・情報・戦略・経営・プロセス・マネジメント等」においてどの様な見方があるのか・・・・この広いIT業界という世界の中でどんな大陸があるのか?どんな道があるのかの知見を与えてくれました。

 

叱られましたし、私も生意気な頃でしたので喧嘩したり・・、それでも多くのコンサルタントの方々、業界で活躍される名の知れた方々と引き合わせてくれたのもこの方でした。

 

こんな事彼が知ったら、「おまえなぁ生きてるときに借りは返せよっ、あん??」と笑いながら叱られそうです。 一見厳しそうですが、本当は優しい。そんな人でした。

 

ここ3年ぐらいご無沙汰で、今年こそは社内も少し落ち着き、講師でもお願いしようかと考えてる矢先の事で、残念です。 奥様を昨年亡くされていて、良く後を追うといいますが、松本さんもそうだったのかな・・。

そして、もう一人。 今年初めの奥様からのお手紙で、一昨年前に亡くなっていた事を知った 故 高村仁氏。

私に、コンサルタントとはこういうものだと教えてくれて、「君なら大丈夫だよ」と光を与え続けてくれた人でした。 

商社やSAPを歴任し、コンサルタントという立場で私と出会う訳ですが、後に私に対して日本オラクルへの転職を紹介してくれることにもなり、結局、私は独立選択することになるのですが、コンサルタントとは何か? と考える切欠、独立のタイミングを頂いたのはこの人からだったと思います。


私にはまだ、他にも

「今の私を作ってくれた人々がいます」

 

 

このところ、歳のせいか、お世話になった人が逝かれる事が多くなりました。

 

 

僕も、後から道を歩く人生の後輩、誰かに同じような事を返すのが恩返しなのかな。。

 

 

お二人のご冥福をお祈りします。

 

ありがとうございました。