幼稚園では遅すぎる ソニー創設者の本を読んでみた | Have a nice day!

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神田で働くIT企業社長のブログ

父として、「幼稚園では遅すぎる」井深大(ソニー創設者著)を読んでみた。人間の脳細胞はおよそ140億だそうなのですが、そのうちその70-80%の配線が3歳までに出来上がるのだそうだ。しかも、脳の重さも、3歳で大人の80%に達すると。4歳を過ぎると、前頭葉の部分の配線が行われ、3歳以前がコンピュータでいうハードウェア(機械本体)、4歳以降がソフトウェアとなり(機械の使い方)、3歳までの教育がとても大事なんだとのこと。なるほどなぁ、色々と「三つ子の魂百まで」をはじめとして、色々な所で3歳までの育児の大切さは言われているが、この本は結構わかりやすくて気づきがいっぱいありました。ふと、自分はどうだったのかなぁ・・と考えたりもします。個性というのは、双子を別環境育てたり等の数々の実験で、遺伝だけではないのは既知の事実ですが、その根幹が幼少期にあるとすると、すごく面白いですね。日本には、約3万人が児童施設で保護されています。国全体で子供たちを愛して、育てていく姿勢がとっても大事だと私は心から思います。