最近、飲み仲間と飲みに行ったとき、
行った先のスナックのマスターに、
「ちょっと『宇宙戦艦ヤマト』歌ってみれー」
と言われ、リクエストに応えて歌ったところ、
これが抜群に評判がよく…
10数年ぶりに歌ったような気がしますが、
やっぱりいい歌ですね!
何がいいって、メロディーも歌詞も、
“軍歌”なんですよね。
主題歌が軍歌なら、作品の内容ももちろん
戦争を扱っているわけで…
『宇宙戦艦ヤマト』や『機動戦士ガンダム』、『銀河英雄伝説』
をはじめ、現在に至るまで
数多のSFアニメが作られています。
戦争、という事象は実に多面的な
要素から構成される事象です。
それがSFアニメではどのように描かれているのか。
あくまでもSFアニメは創作であって、
現実の戦争ではありません。
ゆえに、いかに「リアル」に見えたとしても、
実際には選択的な「リアリティ」しか描かれていないのです。
それを理解した上で、SFアニメでは
どのように戦争というものが描かれてきたのか、
ということに着目してみるべきでしょう。
それによって、それぞれの作品が、
戦争という事象の、どの面を強調して描きたいのか、
そこにどのようなメッセージ性を持たせているのか、
というところが見えてきます。
創作ですから、あくまでも
戦争の一面を描いたものとならざるを得ませんが、
戦争というものを考える
きっかけにはなり得ます。
昨今の世界情勢もありますので、
戦争というものを考える際には、
こうした創作物をきっかけにしてもるのも
いいのではないでしょうか。
