読書感想文:『陸将、海将と振り返る 昭和の大戦クリティカルシンキング』 | 倉山塾東北支部ブログ

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勉強会で発表されたおすすめ書籍の紹介などをしております。

今、当たり前のように思っていること、理解していること、

 

たくさんあると思います。

 

政治や経済などの話に限らず、

 

仕事のこと、趣味のこと、日々の生活のこと…

 

 

しかし、その理解の仕方に見落としている点は

 

ないでしょうか??

 

 

よく考えたり、振り返ってみると、

 

意外なところを見落としていたり、

 

何か今までの理解に不足している点を発見する、

 

ということもあるのではないでしょうか。

 

 

そういう意味では、大東亜戦争の話の中で

 

語られることの多い、

 

真珠湾、ミッドウェー、ガダルカナル、

 

インパール、レイテ、そして沖縄での各作戦、

 

加えてノモンハンについて、

 

新たな視点を提供してくれるのが本書です。

 

 

異なる視点で見ることができれば、

 

今までとは違った見え方になってきます。

 

少なくとも、より幅の広い理解をすることができます。

 

 

例えば、辻政信、南雲忠一、牟田口廉也などは、

 

本当に世間で語られているほどの

 

愚将であったのか…??

 

 

結果として彼らの選択が敗北につながったのだとしても、

 

彼らがそう決断した背景を

 

しっかりと検証はしているのか…??

 

 

今まで見落としていた点などを

 

再確認して、今一度しっかりと

 

検証する必要があるのではないか。

 

 

それによって、

 

正しく戦訓を抽出して、

 

それをこそ反省として今後に活かしていく、

 

ということが必要だろうと思います。

 

 

本書は新たな視点を提供してくれ、

 

今までの理解の仕方を変えてくれる、

 

目から鱗の内容が盛りだくさん!

 

 

今までの知識を

 

アップデートすることができました。