私の記憶が確かならば、
本書を取り上げるのはおそらく2回目のはずです。
何故に一度読んだ本を取り上げるのかと言いますと、
本書が会計学徒にとって
「基本書」と呼ばれる一冊だからです。
というのも、私自身が某国家試験の
試験日が近づいてきている関係で、
日頃の読書をセーブして、
勉強と仕事に振っている状況でして…。
この「財務会計講義」を
辞書代わりに引いたり、
枕代わりにして眠ったりと、
現在、八面六臂の大活躍なのです。
資格試験の教材もあるのですが、
大学時代から読み慣れている本書は
お守り代わりみたいなものでして、
精神安定剤代わりにもなる優れものでございます。
ぜひ皆さんの家庭にも一冊!
と、セールスをする気はありませんので、
どうぞご安心ください(笑)
会計学に限らず、それぞれの学問分野には
「基本書」と呼ばれる必読の本があると思われます。
そういった本を面倒くさがらずに、
きちんと読み込むのは大切だな、と
資格試験に向き合う中で実感する日々です。
そもそも「通説」を知らなければ、
何が「少数説」なのかもわかりません。
突飛な説に向こう見ずに飛びついて、
真理を悟ったという恥ずかしい勘違いをしないためにも
まず「基本」を学ぶという意識を大切にしたいですね。