『財務会計講義』桜井久勝(中央経済グループパブリッシング 2024) | 倉山塾東北支部ブログ

倉山塾東北支部ブログ

倉山塾東北支部は、読書好きな人たちが集まるグループです。楽しみながら知識を深め、情熱を共有し、新たな友人を作ることを目指しています。
このブログではメンバーが執筆した読書感想文と、勉強会で参加者が発表したおすすめ書籍の紹介などをしております。

 

財務会計講義〈第25版〉

 

私の記憶が確かならば、

本書を取り上げるのはおそらく2回目のはずです。


何故に一度読んだ本を取り上げるのかと言いますと、

本書が会計学徒にとって

「基本書」と呼ばれる一冊だからです。


というのも、私自身が某国家試験の

試験日が近づいてきている関係で、

日頃の読書をセーブして、

勉強と仕事に振っている状況でして…。

この「財務会計講義」を

辞書代わりに引いたり、

枕代わりにして眠ったりと、

現在、八面六臂の大活躍なのです。




資格試験の教材もあるのですが、

大学時代から読み慣れている本書は

お守り代わりみたいなものでして、

精神安定剤代わりにもなる優れものでございます。


ぜひ皆さんの家庭にも一冊!

と、セールスをする気はありませんので、

どうぞご安心ください(笑)


会計学に限らず、それぞれの学問分野には

「基本書」と呼ばれる必読の本があると思われます。


そういった本を面倒くさがらずに、

きちんと読み込むのは大切だな、と

資格試験に向き合う中で実感する日々です。


そもそも「通説」を知らなければ、

何が「少数説」なのかもわかりません。


突飛な説に向こう見ずに飛びついて、

真理を悟ったという恥ずかしい勘違いをしないためにも

まず「基本」を学ぶという意識を大切にしたいですね。