読書感想文:小泉武夫『日本酒の世界』 | 倉山塾東北支部ブログ

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日本酒の世界 (講談社学術文庫 2692)

 

♪酒は飲め飲め 飲むならば~

 

と、母里太兵衛のようには飲めませんが、

 

日本酒、いいですね!

 

 

いや、国酒、と言った方がいいでしょうか。

 

米・麹・水。

 

たったこれだけの原料でありながら、

 

味や香りのバリエーションは無限大。

 

その世界の奥深さよ。

 

 

それにまた、気分によって飲み方も様々。

 

♪一人酒 手酌酒 演歌を聴きながら~

 

みたいに、独りでしんみりと飲みたいときもあるし、

 

みんなでワイワイ飲みたいときもある。

 

友人や恋人と二人で酒を酌み交わしたいときもある。

 

 

ときには浴びるように飲むのもいいでしょう。

 

そんな夜、ありますよね…??

 

ただし、浴びるように飲んでしまうと、

 

翌日には二日酔、という“天罰”が下ります!

 

 

ともあれ、そんな様々な場面にも

 

パッと思い浮かぶのは日本酒なんですよねぇ…

 

飲み過ぎは健康を害しますが、適量の飲酒は

 

心身の健康に絶大なる効能を示してくれます。

 

人によって好みはありましょうが、

 

その最高のものが国酒・日本酒なのではないか、

 

と思っています。

 

 

これほどの酒は、他に類を見ないものです。

 

「一国の酒を見れば、

 

そこの民族の歴史の深さや

 

文化の程度を測る物差しになる」

 

と言われるそうですが、

 

そうであれば、

 

正しく日本酒こそ世界に冠たる酒でしょう。

 

 

日本酒というものを考えるにつけ、

 

つくづく日本人とともに歩んできたもの

 

なのだと思わずにはいられません。

 

日本酒は「民族の酒」なのです。

 

 

さて。

 

「酒は人類の友だぞ。友人を見捨てられるか」

 

この名言を胸に、今宵も酒場という聖地へ、

 

酒を求め、肴を求めさまようのでしょう。

 

では、行ってまいります―――。

 

 

 

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