♪酒は飲め飲め 飲むならば~
と、母里太兵衛のようには飲めませんが、
日本酒、いいですね!
いや、国酒、と言った方がいいでしょうか。
米・麹・水。
たったこれだけの原料でありながら、
味や香りのバリエーションは無限大。
その世界の奥深さよ。
それにまた、気分によって飲み方も様々。
♪一人酒 手酌酒 演歌を聴きながら~
みたいに、独りでしんみりと飲みたいときもあるし、
みんなでワイワイ飲みたいときもある。
友人や恋人と二人で酒を酌み交わしたいときもある。
ときには浴びるように飲むのもいいでしょう。
そんな夜、ありますよね…??
ただし、浴びるように飲んでしまうと、
翌日には二日酔、という“天罰”が下ります!
ともあれ、そんな様々な場面にも
パッと思い浮かぶのは日本酒なんですよねぇ…
飲み過ぎは健康を害しますが、適量の飲酒は
心身の健康に絶大なる効能を示してくれます。
人によって好みはありましょうが、
その最高のものが国酒・日本酒なのではないか、
と思っています。
これほどの酒は、他に類を見ないものです。
「一国の酒を見れば、
そこの民族の歴史の深さや
文化の程度を測る物差しになる」
と言われるそうですが、
そうであれば、
正しく日本酒こそ世界に冠たる酒でしょう。
日本酒というものを考えるにつけ、
つくづく日本人とともに歩んできたもの
なのだと思わずにはいられません。
日本酒は「民族の酒」なのです。
さて。
「酒は人類の友だぞ。友人を見捨てられるか」
この名言を胸に、今宵も酒場という聖地へ、
酒を求め、肴を求めさまようのでしょう。
では、行ってまいります―――。