読書感想文:高鳥都『必殺シリーズ異聞 27人の回想録』 | 倉山塾東北支部ブログ

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このブログではメンバーが執筆した読書感想文をご紹介します。

昨年9月に『必殺シリーズ秘史』が出版されましたが、このほど第二弾が出ました!

 

…無意識のうちにAmazonでポチっとやってしまっていました(笑)

 

またまた、当時のスタッフの方々による舞台裏、いわば裏話が満載!

 

加えて今回は、中尾ミエ・中村敦夫・火野正平の三名のインタビューが収録されています。

 

いずれも前期必殺に欠かせないレギュラー出演陣です。

 

前作の感想文で、必殺シリーズの前期・後期の作風について軽く触れましたので、今回は別の話を。

 

とはいえ、語りたいところが多すぎるので何に触れればいいものか…

 

というわけで、人間関係の面白さについて、少し触れることにしましょう。

 

中村敦夫の弟が、脚本家の中村勝行さんで、兄弟で必殺シリーズに携わった(『必殺仕業人』)とか、『翔べ!必殺うらごろし』の音楽担当の比呂公一さんが、植木等の息子だとか…

 

中でも一番驚いたのは、記録の野口多喜子さんの従兄弟が野中広務だったこと。

 

まさか必殺と野中広務がつながるなんて思いもしませんでした(笑)

 

確かに小さい頃からの必殺ファンではありますが、スタッフの方々のことなんて調べることなんてありませんでした。

 

どうしても、演技や音楽、話の内容なんてところに話題が偏るので…

 

「好きこそものの上手なれ」

 

とは言いますが、その好きなものすらまだまだ知らないんですねぇ…

 

しかし、知らないことを知るというのは楽しいし、これだから学びというのは止められません。

 

それでは、参ります―――。

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