読書感想文:伊藤俊幸『参謀の教科書-才能はいらない。あなたにもできる会社も上司も動かす仕事術』 | 倉山塾東北支部ブログ

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会社勤めも今年で丸十年を迎えました。

 

諸々の事情がある故に、それなりの肩書こそありませんが、年齢も三十も半ばに差し掛かり、職場内ではそれなりの地位を築けています。

 

さて、会社という組織内での自分の立場・役割とは何か、自分はどういう立ち位置が最も力を発揮できるのか、というようなことを考えること幾度か…

 

日々仕事をこなしながら気づいたことは、

 

「縁の下の力持ち」

 

のような存在である方が力を発揮できるのではないか、ということです。

 

…小学生の頃から、なんとなくそんな気はしていましたし、自分でも自覚はありました。

 

中学校では部活の主将を務めましたし、会社に入ってからも“指揮官”としての時期もありました。

 

確かに、そつなくこなすことは出来るのです。

 

でも、自分としては、その立場に責任感も自覚もあって、決してその立場が居心地悪いわけではないのだけれど、どうもしっくりこない。

 

一方で、高校では主将不在時の代行を任されたり、会社でもサブの期間が長く、ついでに店長に、店長不在時の責任者を任される回数も他の人に比べて最も多かったりします。

 

もっとも、どの立場に立っても、組織の頂点に立たない限りは誰かの補佐役ではあるのですが、そういう補佐役、という立ち位置がとても性に合っているようなのです。

 

そんな私にとって、「参謀」という響きはなんと心地好いものでしょう(笑)

 

どんな立ち位置にあれ、「No.2の中のNo.1」を目指して頑張りたいものです。

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