時折テレビなどで秋篠宮家の報道などがなされると、会話の話題に上っていたりしますが、その多くは聞くに堪えないものばかり。
「皇位の継承ってのは、この人好きとか嫌いとか、そんな単純なことで決まるもんじゃないんだよ!!」
「ロクに皇室のことも知らんで、勝手なことをペラペラ喋んな!!」
「言論の自由は認めるが、議論参加資格はあるのか??」
とか思うのですが、心の中で憤るばかり…
いきなり話したところで頭の中が
「???」
となってしまいますから…
さて。
皇室を守るということは、日本の歴史をこの先も続けていくということ。
皇室の歴史=日本の歴史
日本の皇室は、少なくとも1300年以上一度も途切れることなく男系継承によって連綿と続いてきました。
この「一度も途切れることなく」というところに非常な重みがあるわけで、これに価値を感じられるか否か、なのだと思います。
「継続は力なり」
ではありませんが、一つ一つのことは何でもないことなのだけれど、これをずっと続けるということがどれだけの重みになるのか。
これを止めるということは、現在まで続いてきた日本という国はなくなり、全く別の国ができるということです。
同じ土地でこれまでと変わらない人間が住んでいたとしても…
お隣の大陸では、そんなことは延々と繰り返されてきましたが、日本は一つの王朝がずっと続いてきたのです。
この価値観を共有してこそ、皇室を守るという議論ができるのだろう。
それを改めて感じました。