サッカーが大好きな年下の友人から贈られた1冊。
私自身は、およそスポーツの才能がなく、かろうじて人を投げる技術は多少身につけましたが(柔道部でしたので)、球技となるとからっきしダメで、これまであまり興味を示してきませんでした。
ですので、「あの選手が」とか「このプレーが」とか言われても、何のことやらサッパリ、なのです。
語れるスポーツと言えば、小さい頃から好きでずっと観ていて、なんなら自分も力士になりたかった相撲くらい。
そんなわけで当然サッカーなど門外漢。
さて、この友人とかれこれ半年余りサッカーの話(主にプレミアリーグ)をしていて、何となく人の名前などが分かってきたわけですが、何となく分かってきたことが一つあります。
それは、サッカーが「俺の好み」かもしれない、ということ。
どこが、というと、まず「先攻」「後攻」と分かれていないこと。
格闘技をやってきたということもあるかもしれないし、関心のある戦争にも通じるところがあると感じているからかもしれませんが、やはりお互いの動きの中で勝負を決するというのが私の好みのようです。
それから、システム(フォーメーション)も、ざっくり言うと軍隊の陣形ですから、そのあたりも軍事に関心のある者としては面白い、と感じるところです。
そんなサッカー界の名将の呼び声高いジョゼ・モウリーニョ。
彼がインテルの監督に就任した1年目を描いた本書は、サッカーファンならずとも一読の価値ありです。
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