読書感想文:山口志穂『オカマの日本史 禁忌なき皇紀2681年の真実』 | 倉山塾東北支部ブログ

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山口志穂『オカマの日本史 禁忌なき皇紀2681年の真実』(ビジネス社 2021年)読了。

 

 

「…男も人間ならば、女も人間とすれば、男が女を愛し、男が男を愛し、女が女を愛しても、神の目から見れば、それはただ、人間が人間を愛しているだけではないか」(p234より引用)

 

と美輪明宏さんが仰っておられます。

 

これと同じことを美輪さんが以前何かのテレビ番組で発言しているのを見たときに、

 

「俺が言いたかったのはこういうことだ!」

 

とものすごく納得したのを覚えています。

 

私自身、人を好きになるときに性別は割とどうでもいいと思っているので、そういう考え方をすんなり受け入れられたのだと思います。

 

「性」についての話は、周りの人と話をしていても議論が嚙み合わないことが多いです。

 

皆それぞれ考え方は違うのでそれを否定はしませんが、「性」についての知識の不足や、「男(女)はこうでなくてはいけない」という固定観念があるように感じます。

 

これは、カラダの性でしか「性」というものを考えておらず、心の性や好きになる性について考えない人が多いということなのだろうと思います。

 

そこが分かれば、LGBTに特権を与えようとするような言論もまたおかしいことに気づくのではと思います。

 

性別はどうでもみんな人間。そしてみんな違って当たり前。だから相手のありのままの姿を認めるということが大事。どんな人でも人並みの権利が保障されるべき。

 

ということが大事なのだと思います。

 

ということで、性の問題に関心のある方は是非ご一読をおススメします!

 

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