「誰が殺した?日本国憲法!」の紹介 | 倉山塾東北支部ブログ

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倉山満先生の「誰が殺した?日本国憲法! 」講談社の「はじめに」を引用します。
ーーーーー引用ここからーーーー
〇他国に安全保障してもらうということ
 突然ですが、次の条文をお読みくいださい。

 条文一
  A国及B国は、締約国の一方の領土及治安に対する一切の脅威は、同時に締約国の地方の安寧及存立に対する脅威たるの事実を確認し、両国共同して国家の防衛に当るべきことを約す。之が為、所要のA軍はB国内に駐屯するものとす。

条文二
  B国は今後の国防及び治安維持をA国に委託し、其の所要経費は総てB国に於いて負担す。

 条文一は、A国のA軍がB国を守るために駐留するという内容です。条文二は、B国が自分の国の守りをA国に丸投げする代わりに経費を負担するという規定です。
  日米安保条約と地域協定を思い出された方も多いと思います。惜しいですが違います。
 ----引用ここまで-----

最初読んだときは僕はA国がアメリカ合衆国でB国が日本国だと思いました。
まだ、僕は半分お花畑の中にいたので答えあわせでA国とB国がわかったときはとても衝撃を受けたのを覚えています。ちなみにA国が守っている間、B国は経済発展しましたが、A国が守れなくなったらすぐにB国は滅びました。

A国とB国はどこの国か知りたい方はぜひ本を読んでください。
 
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