こんにちは、倉橋あづさです。
当時、まだよちよち歩きの１歳だった娘を
極寒の冬の旭川の路上に置き去りにして
心に深い傷を負わせてしまった話の続きです。
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その後、自分がちょっとでも
置いて行かれるような場面になると
パニックを起こしたように
泣き叫ぶようになった娘。
これは小学２年生になった今も続いていて
泣き叫ぶ娘を見るたび
あのとき、置き去りにしてしまったからだ・・
って、わたしも
胸がギュッとなっていたのよね。
ブロックの仕組みも
宇宙の法則もわかってるけど
こういう申し訳なさはゼロにはならないし
ゼロにする必要もないんよね。
ただ、そこに囚われる必要がなくなったとき
必要なタイミングで
解消する方向に向かう
ということは
わかっていたので、放っておいたのでした。
でね、最近
仕事をセーブしてお休みをいただいていた間
自分の感覚が色々と変わってきているのを感じていて
自分の中では
ステージが変わった感じがしていたんよね。
そしたらですよ、奥さん。
当時の話をすっかり忘れていた娘がつい先日
「○○、すごい昔に衝撃的なことがあったんだけど」
って、寝る前に突然言いだして
ふんふん話を聞いていたら、
なんと、あの時の話ではないですか。
全部覚えているというか、
全部すっかり思い出してる感じ。
みんなで帰る時、外で遊びたくなって
遊んでたら、みんなの車がブーンって行っちゃって
ひとりだけ置いて行かれたことがったの。
ママは覚えてないよね～？笑
って、最初
笑い話みたいに話しはじめたので
わたしはとてもびっくりして
ママは覚えているよ、忘れたことないよ。
小さい○○のこと置いて行ってしまったこと
ママはずっと後悔してたの。
寂しい思いさせて、怖い思いをさせて
本当にごめんね。
無事でいてくれて良かった。
と、ずっと思っていたことを伝えることができたのよ。
娘は、当時の感情も蘇ってきたみたいで
悲しくなってきちゃった・・・と
私のベッドにもぐりこんできました。
人ってね、大きなショックがあると
感情を凍らせて、何も感じないようにして
自分の心を守るってことをするんです。
当時１歳の娘は泣くこともできず
心を凍らせるしかなかったのよね。
しずかに娘の頭を撫でていると
当時、わたしも
とても怖かったことを思い出しました。
娘を置いてきてしまって
車にひかれていたらどうしよう
私を探してどこかに
行ってしまっていたらどうしよう
もう二度と娘に会えないかもしれない・・
そう考えると
とてもとても恐ろしかった。
だけど、わたしも自分を責めることで
当時の怖さを感じることから
逃げていたことに気がついたの。
そっかー、わたしも
めちゃめちゃ怖かったんだなー。
そうだった、
本当に恐ろしくて悲しくて怖かった。
ってことに気づいた時、
自然と涙があふれてきました。
こうやって時間をおいてでも
置き去りにしてきた感情を感じることで
その傷って癒すことができるのですね。
ふたりで当時の悲しみを感じた後は
とてもスッキリした気持ちになって
この日は手を繋いで眠りました。
なぜこのタイミングで
娘が突然、当時のことを思い出したのか
わたしには全く知る由もないのだけど
もうこの傷は
もっていなくてもいいよーっていう
宇宙の計らいだったのかな、と思います。
知らんけど。
もし、自分や子どもの中に
心の傷やブロックがあっても
必要な時期がきたら
こんな風に癒されるタイミングって
自然と訪れたりするのでね。
だから、わたしたちは、いつでも大丈夫なのだ。
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