「ある店の桃の冷製パスタがヤバい」と電話してきました。
桃の…パスタ…?
これはメロンに生ハム的な、フルーツと塩味のコンビネーションのアレか?
彼は独自すぎる思考で解脱を目論む超絶に頭脳明晰な変態くんなのですが、
わたしが大人美味を目指しているのを知ってて、
ぜひ味わってみて欲しいというのです。
それは気になる、ぜひ行こう。
先に別の友人の写真展に足を運んだところ、そこでも賛同者が2人ほど釣れ、
4人で神楽坂に向かいました。
こじんまりとしたお店でした。
一応イタリアンを謳っているのだけど、スープの味のどこにも着地しないあの感じ、フレンチのテクも併せ持ったシェフと見た。
メニューはどれも複雑系。
知らない単語とまるで想像のつかない料理名のオンパレードで、
高級料理にあまり縁のないわたしたちは何を選んでいいのやらさっぱりでした。
「ご注文はいかがなさいますか」と聞かれたのを二度ほど退けた挙句に注文したのは
・桃の冷製スパゲティーニ
・北あかりと牛ヘレ肉のなんちゃら
・自家製アンチョビとトマトと生海苔のパスタ
もうひとつは忘れちゃった。
桃のスパゲティーニは冷菜扱いでした。

ぱっと見はコンポートみたいなかんじ。
なにこれこの複雑系大人美味!
味付け自体はいたってシンプルな塩味なのに、
桃のコクとトマトのさっぱりさが果物と野菜の垣根を越えて手を結んでるるる!
スペアミントと粗引きホワイト(ニクイ!)ペッパーもいいアクセントかましてます。
北あかりのホニャララはソースに何使ってるのかわからないくらいだったし、
アンチョビパスタの生海苔の磯の香りったら!
おやおや、アンチョビはトマトと生海苔のつなぎですか。贅沢すぐる。
お昼に作ったつたない冷製トマトソースが恥ずかしくなってきた。
会計のときに店員さんに聞いたところによると
桃の次は甘エビとマスカットのカペリーニだそうで。
来る!絶対来る!
来月のご褒美決定。
しかし桃パスは衝撃的だったな。
いっしょに行ったフォトグラファーRくんは大の料理好きで、自家製ハンバーガーの成功のカギは彼の作ったソースにあったといってもいいくらい。自分の写真展の最終日にこうやっておいしいご飯食べに会場を抜け出してくるナイス食欲ガイです。
その彼とこれはぜひ再現してみようということになり、
次のホームパーティはタイラーメンの予定だったのですが、旬なうちに桃パス先にやっちゃうかも。
こうしてわたしはちゃくちゃくと体重を増やしていくのであった。
