ひさしぶりのおぢです。
いや物理的存在としては常におぢさんですが。
歳を取って気付いたことを書いていくおぢトーク、今日は他人に期待しない話でもしますかのう。
例えばスポーツ選手に対する期待というのは、優勝してほしいとかポジティブなヤツといっていいでしょう。期待される方は大変ですが、その期待が広い意味では具体的な支援になるわけです。
その意味では期待はしていい。できれば具体的な支援もするといいです。
しない方がいい期待は、他人が自分の思った通りに動くという期待ですよね。
自分が思った通りに他人が思考するといってもいい。そうなるとだいぶ厄介な期待をしているとわかりそうなもんですが、それがわからない(笑)。
部下が自分で考えて動いてくれないとか、家族が家事をちゃんとしてくれないとか、そういうのがしない方がいい期待です。
期待する人は「なんでやってくれないの?」となるわけですが、期待は見えないんだから、期待された方にはわからないですよね。
見えない空気を読むという意味では、期待じゃなくて気体みたいなもんかもしれませんが。
ドッ(爆笑)。
アレッターによくあるじゃないですか。
家族に話が通じない的なヤツ。
家族だからそんなもん当然わかれ、というのはもちろんありつつ、明確な答えがあるならそう指示するといいでしょう。指示して出来なかったら指示の仕方が悪い。
やり方は教えないのに、結果はダメしか言わない、そういうのはいわゆるパワハラであると同時に、他人を支配する方法でもあるんですよね。都合のいい方法だから使う人が多いともいえる。
そういう方法を無意識に学習して再現するんだから、人間とはなかなか度し難いアレですのう。
そうならないための方法として、期待しないこと。
相手にわかるように説明する、あるいは途中経過は問わないで結果だけを明確にする。
「牛乳買って来て」なら、金額、メーカー、は指示しない。情報が多くなりすぎると達成できないから。量は指定していいか。
なぜなら相手は自分ではないからです。自分にできることを他人ができないと正確に認識するのは、かなりの訓練を要します。オレも親方やるまではわからなかった。
自他境界のアレと重なる部分ありますよね。
そういうことで。
そろそろ飛行機成分が切れてきた気がする。