話題のヤツ逝きますか(笑)。
ええスポーツではないです。
オレの考えでいえば、スポーツとはもっと爽やか(表面上)で、危険がないモノです。
レースみたいにそれなりに人が死ぬようなのはスポーツとは言えんのです。
対人で接触がある種目は、もちろんある程度のキケンはあります。アレッターでリプをいただいたラグビーなんかは、だいぶリスクが高いと思います。詳しくはないけど。
キャスでいただいたアレでいえば、ボクシングあたりはスポーツというよりは格闘技という話になりました。ははーなるほどと思った。
で、ハッキリ言うと、それなりに人が死ぬようなことをやってるから、レースは面白いんですよね。
直近で死ぬなら今日だな、と思ってやったのが2011年のポルシェGT3。
降ったり止んだりゲリラ豪雨が来たり荒れに荒れたレースでしてね。
SP7クラス準優勝でした。マンタイレーシングとかフリカデッリとか、ニュルのトップチームが出てた中で、型落ち車で2位。チーム予想では普通なら10位、最高に上手くいって6位、なのにオレが乗ってるときだけ常に3位以内というレースでした。
予選だって確か3位以内(暫定)だったはずだから、完全にブチキレていたというか、彼岸に逝っちまってたというか、そうじゃないと2位にはなりませんぜ。人がアクセル戻してるところを踏んでるから、そのぶん彼岸に近付きます。それは当然。
そのへんだとスポーツの範疇から出ちゃって、命のやり取りまで逝くから面白い。
なので、オレはモータースポーツではなくてモーターレーシングという言葉を使っています。本質はスポーツではなくてレーシングにある。
スポーツの中に入れてもらう必要はないのです。オレはモーターレーシングはスポーツより上の存在だと思っているので、孤高でいいじゃないですか。何の問題があるのやら。
それこそ異論は認めるというヤツですが。人の考えだから異論があって当然です。
というオレの言うモーターレーシングはニュルブルクリンクです。
国内レースの話ではないというよりは、国内レースのことはもう知らないので、そのように取り扱ってください。
元自衛隊のレンジャー教官の方に伺った話で、ちょっと前のニュルの年間死亡者数は、アメリカの関わったどこかの戦争の死亡者数と変わらんというのがありまして。
今サラッと調べてみたら、イラク戦争の終盤、米軍撤退前の数年くらいがたぶん同じくらいです。
レースが戦争とまでは言わないけど、コレでスポーツかといえばやっぱりうーむですな。
続きます。たぶん。