【ABS】インテRはブレーキが難しい | クラゴン親方のRacing Blog

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ABSがあるのにブレーキが難しいんですよ。

 

それなりの性能のABSがあるクルマなら、コントロール不要でほぼ最適なブレーキが可能です。完璧とは言わないけど。

 

特にフルブレーキの真っ最中はABS先生にお願いするのがベストと考えていいです。

 

それがインテRだとそうはいかぬ。しかもウエットパッチみたいなコンディションだと、だいぶシビシビにシビれます。

 

 

完全にタイヤがロックしているところある(笑)。

 

だからABS頼りのブレーキだと最適なことになりません。けっこうなコントロールが必要。


このへん表現が難しくて、細かいコントロールをする必要があるわけではないんだけど、踏み方にコツがいる。


他のクルマでもそうした方がいいことが、このインテRでは必須になると思ってもらうとちょうどいいかな。

 

鍛錬と考えれば何も問題はないです。ブレーキの踏み方を工夫しないといけないのは、上達においてはむしろプラス。鍛錬上等です。

 

 

なんだけど、減速が上手くいかないとコーナリングも上手くいかないわけでして、コーナリングの難易度はけっこう上がります。

 

といってブレーキがロックしないように手加減したらいいかといえばそれもダメでして、そこそこ詰む(笑)。

 

まあ難しいところも含めて楽しむといいでしょう。例えばS2000なんかは、ABSは優秀だけど簡単なクルマではないし。

 

 

大切な注意を書いておくと、ABSがイマイチだから外していいという話にはなりません。どんなクルマでも絶対になりません。

 

ロックはするときがあっても解除してくれるだけマシ。ロックしっぱなしにならないのは、それだけで大きなメリットです。

 

そしてABSの性能がイマイチで難しいということと、人間の方が上手いということは完全に別。人間の方が上手いということはまずほとんどないです。少なくともプロドライバーの上の方かつ、限定された条件でなければ、ABSより人間が上になることはないでしょう。

 

つまるところ、マイカーの性能は性能でそうなっているので、人間がどう上手く使うかですよ。そこがドライバーの腕です。


使うのは足だけど。

 

そういうことで。