絶好調でしたな(笑)。
わずか19周のレースでペナルティ×4。合計35秒加算。なかなかの仕上がりです。
ペナルティもらいまくりで大暴れのマグヌッセン、ひとまず追加の罰則はなし。しかしスチュワードは再発防止のため、規則の見直し検討へ (motorsport.com)
失格の上で何レースか出場停止が妥当なところでしょう。
本人はチームのためだと言っているみたいなので、チームのトップである小松さんの指示によるものなら、小松さんへのペナルティを出してもいいでしょう。
二度とヤル気にならないくらい厳重なヤツを。
マグヌッセンの犯行(笑)を要約すると、先行する同じハースのヒュルケンベルクを逃がすために、何としても後続車をおさえることでチームとしてポイント獲得を企図したということです。
で、そのために走路(コース)外走行を繰り返したと。
この犯行の問題としては、一度ペナルティをもらったら無敵の人になってしまうことでしょう。
もうペナルティが決定しているから、自分のレース結果はどうにもならない。なら何度ペナルティを重ねても失うモノはないから、競技から逸脱した存在になって悪事の限りを尽くしてもOKになってしまう。
で、ここで競技者の利益と観戦者の利益が別れちゃうんですよね。
マグヌッセン&ハースにとってはヒュルケンベルクがポイントを獲得することが利益です。ハースにとっては直接の利益になるし、マグヌッセンにとっては雇い主へのアピールになる。
一方で観戦者が見たいのは、ハースの活躍ではない。
見たいのはルールに則ったレースです。推しのドライバーやチームの活躍も、ルールに則っているというのが大前提です。ルールを破ってもハースがポイントを獲得すればいいということにはならない。
そういう人もいるかもしれないけど、そうでない人の方が圧倒的に多いでしょう。5000倍くらいは。
こんな小学生のマ○オカートみたいな、ゴミみたいな行為を許しているのが不思議。それも複数回でしょ。
レギュレーション的には「レースの品位を落とす」「レースの進行を妨害する」的な条項が必ずあるはずだから、それを持ち出して失格でもレース除外でも早急に対応すべき。
でないとF1の価値が下がるし、ファンのヘイトがドライバーやチームに向いてしまうんですよね。身内が厳罰を課して、外野が「まあそこまで厳しくしなくても」というのが、結局は同じ村の住人を守ることにつながります。オレでもわかることなんだから、FIAには人がいないんだろうなあ。
マグヌッセンを盾にしてちゃっかりポイント獲得しているヒュルケンベルクはさすがと言うべきか、やっぱり予選が速いのはそれだけアドバンテージがあるというべきか、アウディワークス内定のヒュルケンベルクひとり勝ちです(笑)。
激しいレースは見たいけどヘタクソは見たくないじゃないですか。金払ってるんだから。
そのへんイイカンジにやってくれることを祈りましょう。走路外走行でアドバンテージを得るなんてわざとやるんだから、2回目で失格でいいんじゃね。そんな難しいことではないです。
そういうことで。