侵略は言語からの続き | クラゴン親方のRacing Blog

クラゴン親方のRacing Blog

意味なくレーシングな日々をアレしていきます

「外人」が差別用語なんてバカなこと言ってんじゃねえ、という話の続きです。

 

日本人以外は全員外人と区別できるファッキン島国をナメるな。

 

ヨーロッパみたいに他国と隣接しているところで、わざわざ「外人」と呼ぶのはまた別の意味がありそうな気はしつつ、それは文化的な背景が違うから、言語の使い方も違う。当然のことです。

 

日本人を「ジャップ」と呼ぶのは、世界的に共通認識として差別的なアレは問答無用でアウツだべ。オレは実はぜんぜん気にしないけど、ナメてること自体は制裁の対象です。

 

でもね、ニュージーランド人を「キウイ」と呼ぶのはいいらしいんですよ。

 

去年スーパーフォーミュラで日本に来てたリアム・ローソン選手はキウイさんでいいらしい。知らんけど。

 

個人的な感覚では、人のことをキウイ呼ばわりする方がよほどヤバいと思う(笑)。鳥のキウイにしても、フルーツのキウイにしても。言語というのは摩訶不思議なモノです。

 

でも20年後には「キウイ」も「外人」もジャップくらいの差別用語になっているかもしれない。それは社会が決めることでもあるから、なかなか難しいアレです。

 

はいそうですかと受け入れることはなくても、アップデートの上で検討の余地は常にあるとしておきましょう。

 

 

ちょっとだけ外国のアレを知ってるオレとしては、異文化を尊重するのは、自文化も尊重させるのと同じです。してもらうじゃなくてさせる。

 

尊重しなければえれーことになるぞ、ということも含めて緊張感を伴う関係が、異文化間のコミュニケーションなんですよ。

 

それを理解していないと「外人が差別用語」などという言いがかりに対抗できんのです。

 

言語を奪うというのは異文化を侵略するのにとても有効な手段だから、みなさん気を付けましょう。言いがかりをつけられた瞬間に殴り返すくらいの勢いでやり返すのがポイントです。やべーヤツだと思われた方が都合がいい。

 

そのあたりの交渉は、日本人はとても弱いです。

 

単一に近い文化圏で生きてきた民族と、他国と隣接して戦争を繰り返してきた民族とでは、交渉に対するアレが全く違う。向こうは交渉をはじめているのに、日本人は交渉されていることに気付いていないくらい違う。スタートダッシュが違うから勝ちようがないのです。

 

というのが、レース出場の契約でドイツ人と交渉を繰り返してきたおぢさんのアレです。

 

実はコレが本題ではないという。