なぜブラック企業から離れられないのか⑨ | クラゴン親方のRacing Blog

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ブラック企業から離れられないのは自己肯定感の低さがベースにあるのではないかという話。

 

心に痛みを伴う方はこの先は注意して読み進めてください。

 

 

自己肯定感が低くなる理由は何かと考えるわけですよ。

 

勉強ができない、運動ができない、コミュニケーションが上手くできない、理由は各人千差万別という前提で、親子関係がけっこうキモなんじゃないかと思うんですよね。

 

親がロクでもないから…ではなくて、むしろ親がまともだから。

 

まともであるがゆえに、子供に対して厳しい躾をした結果、子供が親をはじめとする大人の顔色を見る必要にせまられるパターン。

 

自分の行動や判断を尊重されることはほぼほぼなくて、大人の顔色に支配されるから自己肯定感が育つこともないという。

 

親にとっては教育の範囲、あるいは道を間違えないように助けているつもりでも、子供にとっては生殺与奪の全権を握る相手ですから、影響は親の想像を超えます。普通の子なら。

 

幼少期は躾を装った人格否定。親と子供であると同時に、支配したい欲から逃れられない人はいます。あとは兄弟姉妹での比較。そして思春期から先はけっこうなアレでお金です。

 

お金だいじ。

 

もちろんお金を出せない状況なら仕方ないですよ。学費とかは奨学金もあるわけだし。

 

お金はあるのに社会勉強のためということにして出さない、兄弟姉妹の誰かには出して誰かには出さない、子供がひとり暮らしをはじめて家賃を滞納しているのに保証人である親が補償しないとか、まあイロイロあるじゃないですか。

 

高校生~社会人デビューのあたりで困るのはお金です。

 

ヒマはあるけど金はない。そういうときに親に助けてもらえると、いずれ還ってきます。たぶん。自信はないけど(笑)。自分が稼げるようになるとわかる。

 

反対にそういうときにしょーもないゴミみたいな理由で親に助けてもらえないと、一生の恨みになります。

 

ブラック企業のアレでいえば、親からの金銭的な支援を得られないというのも、実は大きな問題です。とりあえず実家に帰れば生きていけるなら、逃げること自体は簡単。それができれば健康を害する前に逃げられたのに、と思う人も多いでしょう。

 

成人したとか社会人とかもう一人前とかまあそういうアレはありますが、金で解決できることを親がズバーンと金を出して解決するのは、親子関係を良くすることやもしれません。犯罪とか不道徳な行動はまた別として。

 

そういうことで。