キマらないと言いつつ撮れてるじゃねーかという写真。
ボディはタイトルの通りEOS R7、レンズはRF100-400mmのあの安いのです。テレコンは入ってない。
ご覧の通り撮れなくはないです。ただD850+300mmPF+1.4テレコンと比較するとだいぶヒット率が低い。
原因としては、腕が悪い、EVFの見え方、シャッターショック、手ブレ補正あたりが考えられます。
腕に関してはD850ではいつも通りなので、ひとまず除外。
EVFは影響ありそう。真ん中に捕捉しておくのが難しいので、当然ブレにつながります。対策としては、視覚情報に関係なく、クルマの動きと身体に動きを連動させることですかのう。要するにとにかく一定に振る。
シャッターショックはありそうだけど、できることはないから置いときます。
今回のメインは手ブレ補正。
手ブレ補正はまさにブレを補正するわけじゃないですか。
ということは、カメラを動かす流し撮りもブレと認識して、補正してしまいます。正常に機能してるなら。
富士フイルムだとこう。
最後に追いかけてくときにカクカクなってるじゃないですか。
コレは横にカメラを振る動きと反対に手ブレ補正が利いてるから。そのぶんカメラを降る前には安定した映像になるわけですが。
んで、だいたいのレンズでは手ブレ補正モード切替があります。流し撮り対応の。
富士フイルムはモード切替なしってゆーか自動切り替えなのかな。その妙な自信と、全くダメなところがとても富士フイルムらしくて好感持てます(笑)。この映像みたいなカクカクじゃポンコツもいいとこだ。
キャノンのRF100-400mmレンズにも切り替えはないです。
富士フイルムほどカクカクはしないから、たぶん自動でモード切替になってるんだと思う。ON/OFFのみで切り替えスイッチはないです。
たぶん流し撮りだと認識するまでは、R7たんは一生懸命止めようとするわけですよね。クルマの動きに合わせてカメラを振っても、カメラは手ブレだと思って止めようとする。そらブレます。
対策としては、通常よりも長い時間クルマを追いかけて、R7たんに「いま流し撮りですよ~」と教えてあげることでしょう。
シャッターを押す瞬間だけ追うのではなくて、シャッター半押しで追い続けて、その中でシャッターを押すようにする。そのあたりですかね。もっと振る練習しないとダメだ。
効果があるかどうかは試してみるということで。
1/250くらいなら手ブレ補正切っちまってもいいような気もします。
コレは1/320秒か。まあまあですな。
このへんをおさえにしつつ、もっと攻めたいところですがのう。