東京駅とブルーインパルスの裏話 広角レンズ | クラゴン親方のRacing Blog

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意味なくレーシングな日々をアレしていきます

ツイッターの埋め込みが上手くできないのでもう1回やってみます。

 

なんか無理っぽい(笑)。

 

文字のリンクだけじゃなくて、あの表示画面がそのまま埋め込んであるのをやりたいんだけどな。まあいいや。

 

 

2周目の航過飛行は場所を変えて、駅に寄って撮りました。

 

こちらも狙い通り。レンズはXF10-24mmF4で、10mmで撮ってます。最広角。

 

こういう青空を広角レンズで撮るのはエエですな。

 

そして広角レンズでひとつ気になっていたことが、具体的にわかりました。

 

広角レンズって、レンズで無理矢理光を曲げて、広い範囲が写るようにしているというアレがありまして、画面の端になるほどその歪みが出ます。

 

パースが利いてるなんで言い方もあるのかな。

 

パースはパースペクティブのことで、日本語だと遠近法だって。

 

↑の写真も出てます。そんなに気にならないだろうけど。

 

なぜ気にならないかといえば、メインの被写体の位置が関係します。

 

コレも違和感がないヤツ。

 

 

芝生の模様でパースがナニしておりますな。

 

違和感があるのはコレ。

 

 

東京駅を端に配置したらにょーんと伸びてしまいました。

 

しかも右端の歪みもかなり強くてけっこう違和感があります。

 

中央部を拡大して比較するとこう。もちろん同じ10mmで撮影です。

 

 

もう東京駅の高さが1.5倍くらいになっちゃってます(笑)。

 

繰り返しますが、同じ10mmで画面の中心と端とで構図を変えただけです。あと画面に入ってる幅も違うよね。端の方はなかなかキツめの歪みです。

 

ぬこ撮ってるときに背景を入れようとして縦にすると、ぬこの顔がにょーんてなっちゃうんですよ。

 

 

にょーん。

 

謎が解けた。いや知識としては知ってたんだけど、ついに現象として認識したってところでしょうか。

 

じゃあどうずればいいかというと、対策が2つあります。

 

①メインの被写体を中心に配置する。

 

②ズームしちゃう。

 

①は構図ですよね。メイン被写体を中心に配置した上で、周囲が違和感ない構図作り。

 

コレなんか悪くないべ。

 

 

ブルーインパルスと東京駅は中心近くに配置して、周囲のビルはまあ歪んでるけど、むしろビル街のずももももとそびえ建つカンジでいいんじゃないですか。

 

②のズームしちゃうをやると、広角レンズの意味がなくなっちゃうんだけど(笑)、なんか歪むなーというときにズームしてみるとイイカンジになります。

 

17mm(換算26mm)だとこう。

 

 

ぬこ様が丸くなりました。

 

でも広角レンズならではの写真ってやっぱイイですよね。特に空が写っていると。

 

 

地上機のノーズコーンがちょっとにょーんとしていますが、これは悪い歪みではなくて、新谷かおる先生的なズッキューンとパースの利いたパターンです。

 

大きいお友達はこの構図で気分が高揚します。

 

本当はもうちょっと寄って下から撮りたかったんだけど、これ以上は立ち入り禁止でした。まあ十分だべ。

 

こんな使い方もあります。

 

 

コレは何ミリだったかな。忘れた(笑)。

 

そんなわけでちょっと使い方が難しいんですけど、デジタルだから撮ってみればイロイロと違いがわかるじゃないですか。

 

歪まないように撮ってもいいし、わざと歪むように撮ってもいいし、そこはセンスともいえるし好き嫌いともいえます。オレの場合はドライビングで使う能力を使っています。空間をアレする能力ですね。

 

上手く撮れるとスマホと明らかに違う写真になりますよ。

 

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