じゃあレンズの話でもしちゃおっかなー。
富士フイルム使いなら必ず持っている(言いすぎ)のがこのレンズです。
■フジノンレンズ XF35mmF1.4 R
https://fujifilm-x.com/ja-jp/products/lenses/xf35mmf14-r/
APS-Cで35mmだから換算50mm。
50mmは標準レンズと言われるほど、基準になる画角なのです。知らんけど。
しかもF1.4でかなり明るい。使うシチュエーションを選びません。とりあえず持っておけば何とかなっちゃうレンズともいえます。
しかもサイズが小さいんですよ。
X-T30に着けたらこう。
あいぽんXsと並べてこのサイズです。
で、写りはこう。
1枚目は背景の桜を写すために露出をF11まで絞ってます。
2枚目はF1.4。いかにも絞り解放だな~というボケでしょ。この背景のボケは、レンズが明るい=Fの数字が小さいほどボケボケになります。要するに数字が小さい方が高いレンズ(笑)。
この女性はジュリさん@juriphotomoというプロのモデルさん。ちょっと前、写真の学校に行ったときに人物は撮った方がいいぞーと言われて修行中です。クルマと飛行機とぬこばっかり撮ってきたから人類ムズい。
でもそこそこ上手いべ。
こういう写真がレンズとボディで中古なら7万円とかで撮れてしまうんだから、やっぱり富士フイルムはコスパ高いです。色味もよくて人物写真はかなり喜ばれますよ。
アレなところもありまして、まずピントを合わせるモーターがジコジコ駆動すること。ジーコレンズって言うんだって(笑)。まあジコジコうるさいといえばうるさいけど、写りには関係ないからオレは気にしないです。
もうひとつアレなのは手ブレ補正がない。
昨今のナウなヤングにバカウケの手ブレ補正がないのは、ちょっとアレだと思う方もいらっしゃるでしょう。
ただし、手ブレ補正機構を入れるとサイズや画質に影響があるらしいので、個人的にはなくても大丈夫です。気合いで止める。止まらないときはあきらめる(笑)。
手ブレ補正はあれば便利だけど、まずカメラのかまえかた、そしてシャッターの押し方でブレは軽減しますから、つまり気合いの問題です。オレはコンパクトで安い方がいいな。
もし他メーカーに変更して機材整理をするとしても、このXF35mmF1.4とボディ1台だけは持っておくかも。
やっぱこのナイスボケ感がたまらんですな。
ボケって英語にはない概念らしくて、「Bokeh」とか言うらしいですよ。日本語のまんま。
KURAGON RACING