トレーニング=上達でなければ無意味だというのが前回までのあらすぢ。
ハイパフォーマンスを発揮するためのトレーニングなのに、運動としての爽快さに満足してはイカン。
というのが選手向けのアレです。
具体的種目がない人はどうすればいいかという話をアレしましょうか。
オレ以外の諸事情により、外国の道を毎日かつ早朝かつ最速で移動することにせまられた状況がありましてね。
ホテルからの景色はこんなスキーリゾートです。
写真を見ると遊びに行きたくなる(笑)。
ということは移動はこうなるわけですよ。
この道を、カッ飛ばすわけでもなく交通ルールに従って、自分はもちろん他に走っている人を危ない目にあわせることもない、状況としては極めてハイクオリティな移動とでもアレしましょうかね。
しかも山のアレですから、降雪の状況は日によって変化します。同じ道だから同じように、とはいきません。
初日はゆぎってなくて約1時間。それが最終日はゆぎってる中で40分くらいまで短縮しまして。コレはなかなか変態的なパフォーマンスです。
もう楽しくてきゃっほうきゃっほう言いながら乗ってました(笑)。
だからハイパフォーマンスは楽しいんだってば。運転好きで運転上手けりゃそらきゃっほうでしょう。種目が違うだけでたぶん本質は何でもいっしょです。
でも時間はあくまでも目安です。ハイパフォーマンスを発揮したらそうなっただけのことで、ただ急いだらたぶん相当にキケンが危ない状況だと思われます。
そんなマイカーのタイヤはコンペタス。
知らん!!
こんな聞いたことないタイヤメーカーだって気付いてたら、もうちょっとゆっくり走ったかも(笑)。
というカンジに、日常でハイパフォーマンスを発揮するチャンスはあるでしょう。
仕事でも家事でも、駅までの移動でもよさげじゃないですか。
今持ってる能力の中で、最高の身体運動を持ってして、家事をしたり仕事をしたり、あるいは移動をしたりすることです。
それを自分のトレーニングのひとつの結果として認識すれば、上達しているかどうかの目安になりますので。そして一番いい身体運動を追及すれば、それはもちろん鍛錬にもなるでしょう。
ひとつ余計な話をアレすると、日常に油断していつもの動きの延長で取り組んだら、それはいつもの動きがベースですから、良くなっても劇的な上達というわけにはいかないでしょう。
このあたりが正しいトレーニングが身になるかそうでもないかのアレかもしれませんぜ。
つまり気合いの問題です(笑)。