一番の鍛錬は見取り稽古です。
ドライビングと同じです。上手そうな人のマネをしてみる。何もイチから全て自分であるばかりが能ではありません。
よさげな写真を見て、「うひょーこーゆーの撮りたい!」と思うこと。
うひょーと思わなきゃマネしようとも思わないべ。このあたりは完全に好き嫌いでイイです。オレには風景写真の良さが今でも全くわかりませんが、気にしません。
個人的にはこのあたりの本が楽しいです。
コマーシャルフォトは広告写真だからテーマがハッキリしていて、むしろ狙いがわかりやすい。悪い意味の芸術的なアレに走ってないのがお気に入りです。あと普通のカメラ誌の投稿なんか見てもいい写真はいっぱいあります。
で、マネして同じようなのを撮ってみる。でも全く同じにはならないので、そこが自分の味になっていくような気がします。
ニュル展を3人でできるのは、まさにソレ。
同じ場所で写真を撮ってるはずなのに、出来上がりにそれぞれの味があります。
意味なく写真の話をしてると自分で思ってたけど、そういえばもう5年も毎年個展を開催してる立派なアレじゃないですか。プロのカメラマンさんだって、なかなか毎年とはいかないし、個展となるとよほど名の通ったアレな方じゃないと。
というわけで、写真も仕事だということにします。いえーい。
そうそう、次のニュル展は年内ではなくて2014年1月予定です。