従来、固着したままでストロビを終えたポリプはそのまま回復しますが、エフィラ
に付いて浮遊していたポリプは分離されて、小さな糸くず状になり消滅していると思
っていましたが、今回、回復して正常なポリプの形にもどりうることも起きることが
分かりました。
糸くず状のポリプが正常なポリプに回復するまでの状態をコマ撮りしました、目視
ではポリプは動いていませんし、周囲の微生物にも動きは見られません、コマ撮りの
面白さなので、投稿しました、この微生物は、アルテミアの死骸が有れば多く発生し
て、アルテミアを食いつくしているのを、コマ撮り撮影ではよく見かけます。
【動画】YouTube
BGM:煉獄道 written by こおろぎ
このポリプは、配布用に発生させたミズクラゲの最後のロットのポリプです、エフィラ
から分離されて2週間ほど経つので、分離直後の糸くず状から多少回復しています、
左側が口盤側で丸く膨らみ触手は有りません、反対側は足盤になる筈ですが、2本
の突起が出来ており、口と触手になろうとしていたのでしょうか? 中央の右寄りの
少し白い部分が固着されている様に見え、左側の口は良く分かりませんが微生物を
食べている様です。
やはり中央の右寄りの部分が固着していたようで、外れると繊毛で活発に動き出し
ます(目視では動きは分かりません)、視野から良く外れますが、よく見ると元の位置
で左側の部分に大きな口が開いている様に見えます、中央の右寄りの部分は足盤に
なっていたのでしょうか?全体は徐々に短く太くなり、中間で固着していた部分が消え
ていきます。
途中で交差した別のポリプと見間違えて、その後被写体が入れ変わっています、申し
訳有りません。
この個体の口側には1本の触手が伸び始めました、口がはっきりしましたので餌を与
えました、足盤側が2本に分かれ1方で固着し、もう一方の走根状の部分は伸びて次に
固着する場所を探しています、ミズクラゲのポリプによくみられる状態で、更にポリプ
らしくなり、触手は4本に増えました。
最近、目視出来るクラゲが居なくネタ不足なので、アカクラゲを発生させて久々にス
トロビの状況を撮影しています、まだストロビはしていないので、配布は1月末から2月
上旬になる予定です、弊社クラゲ水槽ユーザー様、一般のユーザー様に関わらず、下記
の条件で【自家繁殖個体の販売】をしますので、興味のある方は予約して下さい。
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クラゲ水槽の専門店です、オーダー水槽や飼育相談も受け付けています、クラゲの販売も始めました。
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