クラゲとふわふわ2 -6ページ目

クラゲとふわふわ2

クラゲがいる生活にようこそ!クラゲとの日常の出来事を紹介、JellyClub Homepageより一足早く情報発信しています。

 従来、固着したままでストロビを終えたポリプはそのまま回復しますが、エフィラ
に付いて浮遊していたポリプは分離されて、小さな糸くず状になり消滅していると思
っていましたが、今回、回復して正常なポリプの形にもどりうることも起きることが
分かりました。

 糸くず状のポリプが正常なポリプに回復するまでの状態をコマ撮りしました、目視
ではポリプは動いていませんし、周囲の微生物にも動きは見られません、コマ撮りの
面白さなので、投稿しました、この微生物は、アルテミアの死骸が有れば多く発生し
て、アルテミアを食いつくしているのを、コマ撮り撮影ではよく見かけます。

 

【動画】YouTube

BGM:煉獄道 written by こおろぎ


 このポリプは、配布用に発生させたミズクラゲの最後のロットのポリプです、エフィラ

から分離されて2週間ほど経つので、分離直後の糸くず状から多少回復しています、

左側が口盤側で丸く膨らみ触手は有りません、反対側は足盤になる筈ですが、2本

の突起が出来ており、口と触手になろうとしていたのでしょうか? 中央の右寄りの

少し白い部分が固着されている様に見え、左側の口は良く分かりませんが微生物を

食べている様です。

 やはり中央の右寄りの部分が固着していたようで、外れると繊毛で活発に動き出し
ます(目視では動きは分かりません)、視野から良く外れますが、よく見ると元の位置
で左側の部分に大きな口が開いている様に見えます、中央の右寄りの部分は足盤に

なっていたのでしょうか?全体は徐々に短く太くなり、中間で固着していた部分が消え

ていきます。

 途中で交差した別のポリプと見間違えて、その後被写体が入れ変わっています、申し
訳有りません。

 この個体の口側には1本の触手が伸び始めました、口がはっきりしましたので餌を与
えました、足盤側が2本に分かれ1方で固着し、もう一方の走根状の部分は伸びて次に
固着する場所を探しています、ミズクラゲのポリプによくみられる状態で、更にポリプ
らしくなり、触手は4本に増えました。

 

 最近、目視出来るクラゲが居なくネタ不足なので、アカクラゲを発生させて久々にス

トロビの状況を撮影しています、まだストロビはしていないので、配布は1月末から2月

上旬になる予定です、弊社クラゲ水槽ユーザー様、一般のユーザー様に関わらず、下記

の条件で【自家繁殖個体の販売】をしますので、興味のある方は予約して下さい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【JellyClub】
クラゲ水槽の専門店です、オーダー水槽や飼育相談も受け付けています、クラゲの販売も始めました。
https://www.microbase.jp/JellyClub/ <- クラゲ水槽はこちらをクリックして下さい。
https://www.microbase.jp/JellyClub/JellyCube/of01.html <- オブロン水槽も扱っています。

 

 

 アンドンクラゲは、走光性が強く、推進力も強いが制御された動きでは無いので、角型容器だとコーナーでぶつかり続けるので、球形の方が動きを逃しやすいので良いと思います。


 テラリウム(苔などの植物をガラス容器等に入れて景観を作る)用の直径10cm位のガラス球体型の容器で飼育しています、球形なのでAFでピントが合う範囲が狭いです。
 

 ポリプの茎に当たる部分が付いたままで浮遊しているので、最初は釣り鐘型と言うよりも、管クラゲの様に先が尖った感じです、徐々に茎の部分が短くなり無くなると頂部は丸くなり釣り鐘型になります。

【動画】YouTube

BGM: Battle Till Dawn written by 秦暁

 

 

 この稚クラゲは傘が薄いのですが重い様です、拍動を止めると沈みます、撮影時は流れを与えずに、飼育容器のままで止水状態です。

 

 

 

 

 

 

 

 

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 前回、アンドンクラゲのポリプが餌を食べている様子を紹介しました、ポリプと同じぐらいのアルテミアをドンドン食べて、胃がパンクしないのか不思議でしたし、一次ポリプと二次ポリプも生態が違っていて非常に興味深かったのでは無いでしょうか?

 

 前回撮影したポリプ群が非常に増えたので、クラゲにさせてみました、 ポリプから稚クラゲになるのも不思議で、非常に興味深いです。

 

 アンドンクラゲの場合、ポリプ全体がクラゲになります、よく見るミズクラゲのポリプは、先端からクビレが増えてきて、そのクビレがそれぞれのエフィラになり、足盤は付着したままで、茎の部分とその先端の口盤は残りますし、一般的なヒドロクラゲは、ポリプに花が咲くように稚クラゲが出芽します。

 

 アンドンクラゲのポリプをクラゲにするには注意が必要です、ポリプ全体が稚クラゲになり、ポリプが残らないので、クラゲにならなかったポリプが残らないと、ポリプは消滅する恐れが有る事です。

 

【動画】YouTube

BGM:うきあしフローティング written by んぃん


 

 ポリプをクラゲにするには少し時間が掛かるので、既に出芽した稚クラゲの様になってから 撮影を始めています。

 

 動画の初めの方で変態が始まった初期のポリプを共に撮影していますが、最初はポリプの口が伸びて感覚器と触手瘤も出て来ます、その後ベル(傘)部分が膨らみ、口が奥に戻っていきます、足盤部分が外れ、茎の様に見える部分は傘に付いたままで這い回るようになります。

 

 いきなりは浮遊しないで、よく見ると這い回りながら触手で微生物を捕獲して食べています、口が小さいのでアルテミアは食えませんが、この微生物では腹が膨れるとは思えないですね。

 

 つづく・・・

 

 

 

 

 

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 掲示が遅くなりましたが、夏場一時中止していたミズクラゲの配布を再開しています。

 

 実は、10月から配布は再開していましたが、予約がかなり多くなり、順次発送しているうちに掲示が大分遅れてしまいました。

 

 配布待ちの方にほぼお届け出来ましたので、一般の方向けの販売も行う事にしました、生き物なので現状で元気な個体から発送致します、1週間以内の午前中に受け取られる方はご連絡下さい、それ以降にご希望の方は、御希望日の1週間ほど前にお問い合わせ下さい。

 

 一番最後に連絡方法を掲示しています。

 

 

 配布用のミズクラゲの動画のBGMを、今後【甘茶の音楽工房様の”ある晴れた日の海”】に固定する事にしました、何かテーマソングの様なものが欲しいと思っていたのですが、観察動画の為、被写体の動き方や速度など、イメージが違い過ぎるので、固定するのは難しいのですが、配布用のミズクラゲは、傘径が2cm~6cm位なので動きがほぼ同じの為、この曲に固定させて頂く事にしたいと思います、ただ、動きが同じと言っても個体群による違いや個体差が有りますので、その辺りを違いをご覧頂ければ幸いです。

 

【動画】YouTube

※撮影はRC-02水槽で行っています。

 

BGM:ある晴れた日の海 by Music Atelier Amacha
http://amachamusic.chagasi.com/music_aruharetahinoumi.html

 

 

 

 

 

 

 

 

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 クラゲを飼育していると、色々と変な事が起こります、今回はミズクラゲ飼育で疑問に思っていた事が、画像に撮れましたので掲示致します。

 

 エフィラを別容器に取り分けて、忘れていて長く放置しているうちに、その容器にはエフィラが居なくて、ポリプが付いている事が有ります、このエフィラは遊離したのではなく、一番の根元でポリプ部が付いたままの足盤側が外れて、浮遊したのかと思っていました、これは良く有る事で、エフィラに短い白い糸くずの様なものが付いたまま泳いでいる事が有ります。

 

 ポリプ容器に、分裂で増えたにしては小さ過ぎる、プラヌラから変態した初期ポリプの様なポリプを見つける事が有ります、これはポリプの移動時に根が伸びて本体を引っ張って移動しますが、その元が切れて残り、ポドシストがポリプになった様な事なのかな?と思っていました。

 

 ミズクラゲのポリプを水槽ユーザー様に配布していますが、小分けして小まめにエフィラを発生させないと育ちが速いので、直ぐに送り辛いサイズになってしまいます。

 ポリプ繁殖・維持容器から10個体程度のポリプを別容器に移植して、固着したところでストロビさせているが、エフィラが遊離した後で、ストロビ用に移植した容器内に小さな肉塊を見つける事が有る、元の容器からテレカで擦り取る時に千切れたポリプと思われる肉塊を観察してみた。

 

 確認が不十分で、再現するのか良く分かりませんが、こんな事も起きるのかな?と言う疑いの目で見て下さい、ネタの様な雑な報告ですが、興味が湧いた方が表れる事を期待しています。

 

エフィラから触手が伸びてきた

 

傘側から撮影

 

口側から撮影

 

別のエフィラが触手を伸ばしかけていたので撮影したが、視野から外れ

撮影し辛い、触手と思われるものは、先端が白いので触手では無く感覚器かも知れない

 

 

肉塊がプラヌラのような動きに

 

肉塊に繊毛が生えて動き出す

 

長くなり回転を始める

 

更にプラヌラのような動きになる

 

プラヌラから変態したような初期ポリプ

 

標準的なサイズのポリプ

 

 動画に纏めてみました、撮影方法の違いにより原画の画素数は違いますが、最大HD画像のサイズに補間して合わせて繋ぎました。

【動画】YouTube

 

BGM: Village2 written by syappon

 

 編集前の画像を、ベニ研の久保田先生に見て頂いたところ、以下のコメントを頂きました。

 

 ポリプの一部がひょっとしたらプラヌラになっているやもしれませんね、おしつぶして平たくしてプレパラートみたら、のうはい段階になって、刺胞もできているとプラヌラでしょう。
 切片はわたしはつくれないですが組織学的検査もいるのかも、若返りかも、ポリプからプラヌラになってまたポリプになる、エフィラからポリプになったという記録はあるそうですが、これはもっと違う段階の話で、おもしろいですね。

 

 ご多忙のところ、ご教示頂き有難う御座いました。

 

 以前のブログで、プラヌラを潰して刺胞撮影したのを紹介しました、確かにあれをやれば、単に繊毛で動いているだけなのか、プラヌラなのかが分かりますね、機会が有ればやってみます。

 

 

 

 

 

 

 

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