3年ぶりに発生した東北地方のベニクラゲですが、成熟期を迎えそろそろ終わりかも知れません。
背景の動画は、RC-02水槽でビデオカメラで撮影したものです、中央の動画は撮影用容器に入れて、実体顕微鏡で横方向から撮影したもので、同じ個体群です。
【動画】YouTube
BGM: Midnight Moon written by とぼそ
実体顕微鏡撮影では、直ぐに視野から外れてしまうので、麻酔をしないと中々難しいですが、今回は撮影容器に過剰に入れて、動きにくい様にして撮影をしています、それでも、ピンポイントフォーカスなので、焦点ハンドルは常に調整していますが、なかなか追いつき切れません。
卵が付いているのが分かりますか?
ベニクラゲは卵を保育するので、ニホンベニクラゲのように、放卵するタイプに比べて、雌雄を揃えて同じ環境に入れて、産卵を待たなくても良いので、プラヌラは確保し易いです。
卵さえ見つかれば、大概受精しているので、プラヌラの確保はほぼ間違いないです、プラヌラが確保出来れば大概ポリプに変態しますので、ポリプが確保出来たのも同じです。
ただ、ヒドロポリプは餌を与えると走根を伸ばし増え続けるし、餌を控えめにすると走根が切断されてしまうので、ミズクラゲのポリプと違って、維持するのに気を使います。
気温も下がってきましたし、成熟個体がまだ居ますので、今が最後のチャンスかもしれません、若返りは難しいと思いますが、ぜひ、ポリプ飼育とベニクラゲの計画発生にチャレンジしてみて下さい。
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