本日のテーマ
【企業の経営理念から学ぶ
~人生経営の理念を考える~】
本日は、“理念”についてのお話です。
経営理念は、経営する上で、ハッキリさせて掲げることがとても大切です。
経営理念とは、一言で表すならばこの問いの答えです。
「何のために会社を経営しているか?」
ココには、経営者の会社の経営の目的や、経営の動機が表されます。
個人に例えるのであれば、
「あなたは何のために仕事をしていますか?」
になるでしょう。
この質問に対して、こう答える人もいます。
経営者であれば、
「経営の目的は利益を出すこと…」
社員であれば、
「生活のため…」
確かにそうかもしれません。
でも、本当にこれが目的でよいのでしょうか?
経営理念を別な表現をするのであれば、
「社会での存在意義」
となります。
儲けることだけを考えた場合、周りや消費者はどう思うでしょうか。
きっと良いイメージにはならないでしょう。
経営学者であり、世界を代表する経営コンサルタントのピーター・ドラッガーはこんなことを言っています。
「『事業とは何か』を問われると、たいていの企業人は『利益を得るための組織』と答える。たいていの経営学者も同じように答える。しかし、この答えは、間違いであるだけではない。的外れである」
この考え方に、‟えっ!”と思われた人もいるでしょう。
会社は利益を得ることが当然だからです。
しかし、ドラッガーは会社の発展と経営の継続させるために意味があることを言っています。
利益の考え方をこう述べています。
1、 業績悪化への備え
2、 将来の投資の費用
3、 業績を見る指標
儲けというのは自分の利益だけでなく、このために備える必要性を説いています。
では、「経営の目的は何か?」を、もう一度考えてみましょう。
こんな経営理念を掲げている経営者がいます。
京セラ・KDDIの創業者、日本航空名誉会長を務めた故稲盛和夫さんの言葉です。
「『全従業員の物心両面の幸福を追求すると同時に、人類、社会の進歩発展に貢献すること』これ以外に、企業の目的はないと、私は思っています」
とてもすばらしく存在意義を感じる理念です。
この会社が発展することにより、人類、社会も進歩発展するということです。
社員は、希望を持ち、やりがいを感じ、お客様からも評価を得られるでしょう。
ドラッガーはこんなことも言っています。
「企業は顧客に貢献することで、社会にその存在意義が生まれる」
しっかりした理念があるのとないのでは、船に羅針盤があるかないかと同じくらい大切なことになるでしょう。
羅針盤は、航海で船をどの方角に向け進めるか、とても重要な役割を持っています。
だから、理念をしっかりと構築することが大切です。
わたしは、企業の経営だけでなく、人生も経営だと思っています。
良い人生をつくるためには人生の羅針盤である“人生経営の生理念”もしっかり持ちたいと思い、自身で“人生経営の生理念”つくりました。
理念をもう一度振り返ると、
会社経営の場合…
「あなたは何のために会社を経営していますか?」
ですが、
個人の人生経営の場合…
「あなたは何のために生きていますか?」
になるのでしょう。
政治家の場合、日本国の経営者として例えてみましょう。
日本国の経営の場合…
「あなたは何のために日本国の経営をしていますか?」
そして、こんなことにも答えてもらいたいです。
「日本を何のためにどんな国にしますか?」
「日本の存在意義とは何ですか?」
経営理念は、自分の想いや考えを整理し、何のために何をするかをハッキリさせ、それを掲げることで経営の羅針盤となるものです。
わたしは、自身の「人生経営理念」を構築することにより、進む方向に迷わずに来られました。
この経験から、こんなことの必要性を強く感じています。
「自分の人生経営の理念を考えてみる」
参考文献:『計理念の考え方・つくり方』坂上仁志著(実業出版社)