本日のテーマ

【器量とは】

 

 

人格を表す上で欠かすことできないのが、その人の“器量”です。
とくにリーダー的存在の人には必要な要素として求められます。

 

器量とは…
ある事をするのにふさわしい能力や人徳。
(大辞泉より)

 

どんな人を器量のある人というのでしょうか?

私見ですが、器量とは一言で「スケール」だと思います。


1、受け入れるスケール(人・出来事)
2、発想するスケール(考える規模の大きさ)

 

器量のことについては歴史上の人物で、よく引き合いに出るのが西郷隆盛です。

 

 

西郷隆盛の器量が表れている「受け入れ」と「発想」のお話を、三つご紹介しましょう。

 

坂本龍馬が西郷隆盛に初めて会った時のことを勝海舟に報告しています。
■「西郷という奴は、わからぬ奴だ。小さくたたけば小さく響き、大きくたたけば大きく響く。もし馬鹿なら大きな馬鹿で、利口なら大きな利口だろう」

 

小さい大きいに関係なく受け入れる器量の持ち主のようです。
人を見るときも身分ではなく、人そのものを見たのでしょう。

そして、西郷隆盛の発想がうかがえる言葉です。
■「学問とは、己を修め人を治る器量を養うことである」
(意味:学問をすることは、自分が修業し学んだことを人が平和に暮らせるように役立てること)

 

「人を相手にせず天を相手にせよ。天を相手にして己れを尽くして人をとがめず、我が誠の足らざるを尋ぬべし」

 

学問をどれだけ大きなスケールで考えているかが伺えます。
物事を大きく捉え、深く考える心がけをしたいものです。

 

 

本日のテーマ

【人の痛みを知る】

 

 

自分が体験したことで気づくことがあるものです。
先日、テレビ番組でガンに罹った人が紹介されていました。
ガンの苦しみを体験したその人は、ガン患者のためのNPOを立ち上げ活動をはじめました。

 

自分が体験したことを人のために役立てる行為は、とても素晴らしいと関心を持ち見ていました。

 

自分が苦しむ立場に置かれると、苦しみを体感することになります。
そこで自分と同じ苦しみを持っている人を知ったとき、その人の気持ちが分かるようになるのですね。
心が優しく成長するかのようです。

 

よくこんなことが言われます。

「人は苦しい体験をすればするほど人に優しくなれる」

 

ラケット, 男, 選手, 持つ が含まれている画像

AI 生成コンテンツは誤りを含む可能性があります。

 

わたしにも幾度の苦しみがありました。
その苦しみを乗り越えてきたとき、そこで多くの気づきと学びがありました。
これらの苦しみがなければ、きっと今の活動はしていなかったことでしょう。

 

だからでしょう。こう思えるのです。

「苦しみにも意味がある」

 

苦しみの意味は、
 大切なことを気づかせてくれる…
 人の気持ちが分かるようになる…

 

わたしは今、このように思うのです。

「人は体験したことを人の為に役立てることが使命なのかもしれない…」
 

それは、同じ痛みを知る境遇者だからこそ分かることがあるからです。
もし、そうであれば人に役立つために体験させられていることになります。

だからでしょう、わたしは、

「苦しみとは、自分を変える気づき」

だと思えるのです。

 

■ジェレミ・ベンサム(イギリスの哲学者)の言葉…
「われわれは他人を幸福にしてやるのに正比例して、それだけ自分の幸福を増すものである」

 

 

本日のテーマ

【自分を変えるのではなく自分をつくる】

 

 

今日のお話は、数年前に話題になった言葉ですが、わたしはこの言葉を時々思い出します。

そしてこう思うのです。
「今まで歩んできた道はすべてこれでよかった」

 

こんな思いにしてくれるこの言葉は、ニューヨーク大学付属ラスク・リハビリテーション研究所のロビーの壁に刻まれています。

 

テキスト

AI 生成コンテンツは誤りを含む可能性があります。

 

原文には作者不詳と書かれています。

作者は160前のアメリカの南北戦争で敗者になった南軍兵士であるとされています。

 

■無名兵士の言葉…
 大きなことを成し遂げるために
 強さを求めたのに
 謙遜を学ぶようにと弱さを授かった

 

 偉大なことができるようにと
 健康を求めたのに
 より良きことをするようにと病気を賜った

 

 幸せになろうとして富を求めたのに
 賢明であるようにと
 貧困を授かった

 

 世の人々の称賛を得ようと成功を求めたのに
 得意にならないようにと
 失敗を授かった

 

 人生を楽しむためにあらゆるものを求めたのに
 あらゆるものを慈しむために
 人生を賜った

 

 求めるものは一つとして与えられなかったが
 願いはすべて聞き届けられた
 わたしはもっとも豊かに祝福された

 

 

この言葉には人生の本質を感じます。
与えられないからこそ、得るものがあり、人生には叶わないことや、失敗と思えることにも無駄がないと感じます。

人生を良くするため、よく「自分を変える」という表現がありますが、自分を変えるのではなく、今までの自分に気づき、「自分をつくる」ことが人生であるような気がします。

 

■フョードル・ドストエフスキー(19世紀ロシアの思想家)の言葉…
「真の真理というものは、つねに真理らしくないものである」

 

参考文献:「無名兵士の言葉 人間を幸せにするものは何か」加藤諦三著 大和書房