新日本プロレス『SAKURA GENESIS 2024』2024.4.6 両国国技館 | モッチーのプロレス馬鹿日和

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新日本プロレス、春の両国決戦
“SAKURA GENESIS 2024”
激動の年、新時代を占う大一番!!




FRONTIER ZONE

20分1本勝負

石井智宏

矢野通

ボルチン・オレッグ

vs

吉田綾斗

仁木琢郎

チチャリート・翔暉

(2AW)

ビッグマッチで恒例となっている“FRONTIER ZONE”!今回は千葉より「2AW」が参戦!
一時期、新日本プロレスにも参戦経験がある吉田綾斗選手が、久々にセルリアンブルーのマットに上がりました!石井選手とバチバチです。
試合はヤングライオンをかけ離れているヤングライオン、ボルチン選手がカミカゼで決めました!

○ボルチン・オレッグ

(8分33秒 カミカゼ→片エビ固め)

●チチャリート・翔暉

全国各地で展開中のFRONTIER ZONE!続けてほしいです!




第1試合 20分1本勝負

エル・デスペラード

田口隆祐

vs

ザック・セイバーJr.

藤田晃生

春の両国、本戦オープニングマッチ。

デスペラード選手とザック選手のマッチアップが実現!

互いの技術をシンプルに試し合う、何か楽しんでいるようにも思える展開!
藤田選手も躍動!スワンダイブ式のスワントーンボムを華麗に決めていきます。
場合によっては元気な変態おじさんかもしれませんが、ベテランの意地を発揮する?田口選手!
そんな田口選手から藤田選手がピンフォールを奪いました!

○藤田晃生

(9分32秒 オコーナーブリッジ)

●田口隆祐

着々と培った技術と経験で、結果を掴み始めた藤田選手。期待が寄せられます!





第2試合 20分1本勝負

高橋ヒロム

BUSHI

vs

デビット・フィンレー

外道

割とレアな組み合わせとなったこの試合、荒々しいフィンレー選手に、スピードとチームワークで立ち向かう!
百戦錬磨の連携が光ります!阿吽の呼吸です。
そしてBUSHI選手が新たに使い始めたサブミッションで、外道選手からタップを奪いました!

○BUSHI

(5分39秒 ファブル)

●外道

BOSJも控えてます!これからの活躍も楽しみです!





第3試合 20分1本勝負

SANADA

上村優也

DOUKI

vs

ジェフ・コブ

グレート−O−カーン

カラム・ニューマン

J5G vs UNITED EMPIRE!DOUKI選手のティヘラを食い止めるコブ選手のパワー!
KOPW王者として堂々闘うオーカーン選手、華麗に追撃するSANADA選手。
2月札幌での髪切りマッチを経て、吹っ切れた上村選手!全身を使ったファイトが良いですね。
突如レスリングの展開となった両者!オーカーン選手がスライダーでぶん投げますが、
ここで丸め込んで勝利したのは上村選手!

○上村優也

(8分54秒 ストームクラッチ)

●グレート−O−カーン

試合後にはかんぬきスープレックスでぶん投げた上村選手!ふてぶてしく王座挑戦をアピール!





第4試合 60分1本勝負

IWGPジュニアタッグ

選手権試合

3WAYトルネードマッチ

〈チャレンジャーチーム〉

KUSHIDA

ケビン・ナイト

vs

〈チャレンジャーチーム〉

TJP

フランシスコ・アキラ

vs

〈第75代チャンピオンチーム〉

ドリラ・モロニー

クラーク・コナーズ

※初防衛戦

ジュニアヘビー級のタッグ最戦線を彩る3チームによる王座戦は、タッチ不要のトルネードルールが採用されました!
時には荒々しく、時には華麗に!それぞれのチームが持ち味を発揮する中、ケビン選手の鉄柵超えプランチャが炸裂!!
どこで決まるか分からない!それぞれにチャンスがある!Catch 2/2が決めにかかりますがカットが入る!
KUSHIDA選手のホバーボードロックがガッチリと決まります!…が!これでも決まらず!
緊迫の攻防で、強さを発揮したのはチャンピオンチーム!
完全な分断に成功し、Full Clipを決めて王座防衛!

○クラーク・コナーズ

(17分29秒 Full Clip→片エビ固め)

●KUSHIDA

※第75代チャンピオンチームが初防衛に成功

盤石の強さを誇るチャンピオンチーム!荒々しさとジュニア離れしたパワーが武器です!





第5試合 60分1本勝負

IWGPタッグ選手権試合

〈チャレンジャーチーム〉

後藤洋央紀

YOSHI-HASHI

vs

〈第101代チャンピオンチーム〉

KENTA

チェーズ・オーエンズ

※初防衛戦

ずる賢く王座を強奪した二人に、毘沙門が挑みます!
レフェリーの死角を狙っては、反則攻撃を狙うKENTA選手に、追撃の牛殺し!
オーエンズ選手の強烈な膝が連続で決まります!
しかし、簡単に砕けないのが毘沙門の強さ!KENTA選手を排除し、見事な消灯で王座奪還!!

○後藤洋央紀

(13分51秒 消灯→片エビ固め)

●チェーズ・オーエンズ

※第101代チャンピオンチームが初防衛に失敗、毘沙門が第102代チャンピオンチームとなる

タッグのベルトが帰ってきました!この二人だと、しっくり来ますね!





第6試合 60分1本勝負

IWGPジュニアヘビー級

選手権試合

〈チャレンジャー〉

YOH

vs

〈第95代チャンピオン〉

SHO

※初防衛戦

SHO選手がYOH選手を入場から追いかけて始まった試合!因縁渦巻く二人による、ジュニアヘビー級のタイトルマッチ。その背景には、同期として、タッグチームとして、そして袂を分かつ、長い二人の歴史があります。

大方が予想をしなかった形ではあれど、遂にベルトを賭けて闘うこととなった両者。しかし運命は時として残酷。YOH選手が肩を負傷するアクシデント。そのままレフェリーストップとなりました。

○SHO

(1分36秒 レフェリーストッフ)

●YOH

※第95代チャンピオンが初防衛に成功

う〜ん、これは悔しい結果に。YOH選手も涙を流していました。念願の二人によるタイトルマッチがこんな結末を迎えるとは…。しかし、アクシデントもつきものです。
そこへ現れた藤田選手が堂々の挑戦表明!しかし、待ったをかけたのがDOUKI選手!
二人の挑戦表明に、付き合わない素振りのSHO選手!するとまさかの…ミサイルキックが飛んできた!
ジュニア王座を巡る三つ巴抗争か!…しかも今度はDOUKI選手がベルトを持ち帰っちゃった!





ジョン・モクスリー選手、日本襲来!!

第7試合 30分1本勝負

スペシャルタッグマッチ

ジョン・モクスリー (AEW)

海野翔太

vs

成田蓮

ジャック・ペリー

新時代の正統派エース候補筆頭の海野選手を中心に、繰り広げられる執念の闘い。
そこへヘルプしてくれたのが、海を渡った師匠である、モクスリー選手!
豪快にぶん殴り、スリーパーも決めていく!
師匠の暴れっぷりを受けて、海野選手も躍動する!
元ジャングルボーイことジャック・ペリー選手も、衝撃のH.O.T入りから荒々しくファイト。
モクスリー選手へ成田選手のプッシュアップバー攻撃、海野選手が身代わりになる!
そしてモクスリー選手が追撃!
高角度のデスライダーで仕留め、決着!!

○ジョン・モクスリー

(14分32秒 デスライダー→エビ固め)

●成田蓮

海を超えた師弟タッグで勝利!しかし海野選手とH.O.Tの抗争はまだまだ続きそうです。





第8試合 60分1本勝負

NEVER無差別級選手権試合

〈チャレンジャー〉

鷹木信悟

vs

〈第43代チャンピオン〉

EVIL

※2度目の防衛戦

混沌のNEVER戦線!例の金丸レフェリーは退場させられましたが、予想通り序盤から大荒れ!
しかし事あるごとにルールのギリギリを狙ってくる闘いは、憎いほど巧い。
BUSHI選手のマスクを被った東郷選手が現れ、混乱状態となりました。駆けつけた本物のBUSHI選手もミストがレフェリーに誤爆!ノーレフェリー状態に。
そして金丸選手が再び現れて高速カウントで強制終了!?もちろん非公式です!!
そこへ現れたのはヒロム選手…いやヒロムレフェリー!?もちろん非公式です!!
掟破りの逆EVILから、ヒロムレフェリー(非公式)がカウントに入る!
ヒロムレフェリー(非公式)を排除する金丸レフェリー(非公式)!
金丸レフェリー(非公式)のウイスキー攻撃を返り討ちにする鷹木選手!
そして逆にウイスキーを浴びせる!!
リングは大混乱!!!裕二郎選手のパウダー攻撃も誤爆!!
パンピングボンバーから、ラスト・オブ・ザ・ドラゴン!!ようやく公式のレフェリーが間に合い、3カウント!!

○鷹木信悟

(21分14秒 ラスト・オブ・ザ・ドラゴン→片エビ固め)

●EVIL

※第43代チャンピオンが2度目の防衛に失敗、鷹木信悟が第44代チャンピオンとなる

混沌のNEVER戦を制したのは鷹木選手!…とりあえず取り戻したのでNEVERらしい闘いをこれからやってくれるはずです!
そこへ乱入してきたのはゲイブ・キッド選手!試合が無いことに対するは不満で罵詈雑言の嵐!強引な王座挑戦表明となりました。





春の祭典“NEW JAPAN CUP 2024”を制し、新時代の幕開けを堂々と宣言した辻陽太選手。満を持して、凱旋帰国試合以来となる2度目の王座挑戦となります。
迎え撃つは、昨年夏のG1制覇から、今年の1.4でIWGP世界ヘビー級王座を奪取し、新日本プロレスの頂点に君臨する内藤哲也選手。


第9試合 60分1本勝負

IWGP世界ヘビー級選手権試合

〈第8代チャンピオン〉

内藤哲也

※2度目の防衛戦

vs

〈チャレンジャー / NJC2024優勝〉

辻陽太

IWGP王者vsNJC覇者、L.I.J同門対決となった本日のメインイベント!焦らす内藤選手に序盤から仕掛けたのは辻選手!

新時代の中心として、辻選手が新日本プロレスの新たな象徴になるか?
内藤選手もペースは乱さず、得意の首攻めを連発します。
人気、実力共にトップに君臨する内藤選手が、独走態勢に入るのか?
カウンターのケブラドーラコンヒーロ!
これは危ないぞ!断崖式カープストンプ!
なんとか食らいついた内藤選手がスイングDDT。
さらに首元へのエルボーでペースを取り返します!
一方の辻選手は強烈な膝!!!負けるわけにはいかないのです!
ベルトを奪取した暁には、価値をもう一度明確化して、IWGP世界ヘビーのベルトを分解、すなわちIWGPヘビーに戻すことを望んだ辻選手!
ペースを奪った辻選手のジーンブラスター…は浴びせ蹴りで追撃!
そしてコリエンド式デスティーノ!!
今度こそ決まったジーンブラスター!!…しかしカウントに行けず!!
意地の張り合いとなった両者、そしてカープストンプ!
後ろから、前から連続で放っていきます!
そしてこのタイミングで出した逆エビ固めは…!あの壮行試合と逆の状況!
そしてマーロウクラッシュが決まる!!
これば決まれば時代が動く、ジーンブラスターは…内藤選手が蹴り上げて回避!!
まさかの内藤選手がジーンブラスター!!
意地でキックアウトする辻選手に、バレンティア!!
トドメのデスティーノを…こらえる辻選手!
しかしバランスと取り直し、変形のデスティーノ!!
そして遂に決まった正調のデスティーノ!!!!!

○内藤哲也

(34分26秒 デスティーノ→片エビ固め)

●辻陽太

※第8代チャンピオンが2度目の防衛に成功

時代の中心は…内藤選手を選んだ!譲らなかった頂点の座。
大会スポンサーのブシロード木谷会長相手にも、やりたい放題!
そして次に現れたのは…早くも来週、アメリカ・シカゴで開催される“Windy City Riot”で対戦が決まっている、ジョン・モクスリー選手!この対決に王座を賭ける要求!2週連続でのタイトルマッチが決まりそうです!
“2021年8月1日、辻陽太壮行試合以来2度目のシングルマッチ、陽太…強くなったな。これからも競い合っていこうぜ。”
辻選手の成長ぶりを認め、最後は昨年G1ぶりとなる両国での大合唱!!
人気、実力共にプロレス界のトップは内藤選手が手にしています!
とは言え、新時代の幕開けも確かめられたこの春。これからの新日本プロレスをどう描いていくのか、彼ら新世代の台頭にも注目です!
春の両国大会、やはり新日本プロレスは面白いです!多くのお客さんで賑わっていました。アクシデントもありましたが、それだけ命懸けで、生き様を刻むプロレスラーの姿に感銘を受けました。ここからまた、闘いは続いていきます!

というわけで!今回は
新日本プロレス“SAKURA GENESIS 2024”
両国国技館大会の模様をお届けしました!
それでは、また!!