みちのくプロレス『3月シリーズ ~安宅正路~』2022.3.19 矢巾町民総合体育館 | モッチーのプロレス馬鹿日和

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旗揚げ29周年を迎えた
みちのくプロレスが、聖地・矢巾に帰ってきました!

なかなか終わらぬコロナ禍に加えて大きな地震もあったり、暖かくなってきたと思えば大雪が降ったりと…踏んだり蹴ったりの日々ですね。
それでも、多くのお客さんが駆けつけてくれました。

選手入場式で流れたのは“Fight with Dream”!
先日で七回忌を迎えた元FMW・ハヤブサさん追悼の10カウントゴングが行われました。

そして嬉しいお知らせが。
これまで滝沢の合宿所で鍛錬を重ねてきた山谷練習生が、待望のプロデビュー決定!
GWシリーズの5.5青森大会より、なんとマスクマンとしてデビューするとのこと!!(そのため、顔は伏せてあります!)

続いて東北ジュニアヘビー級王者・MUSASHI選手が登場し、次期挑戦者を逆指名。
王者の指名は、大日本プロレス・橋本和樹選手!
こちらは5.8滝沢大会で対戦が決定!










第1試合 20分1本勝負

卍丸

vs

ラッセ


いきなり異次元な組み合わせ!

バチバチの喧嘩ファイトと、ルチャの融合。
ラッセ選手は袈裟斬りチョップ、燕返し、フライングニールキックと応戦!

しかし一瞬の隙を逃さなかったトライアングルで決着!!


○卍丸

(8分20秒 三角絞め)

●ラッセ












サスケ選手、人生選手のタッグ!

対するは大人気このお二方!


第2試合 30分1本勝負

ザ・グレート・サスケ

新崎人生

vs

バラモンシュウ

バラモンケイ


因縁渦巻くサスケ選手とバラモン兄弟!

凶器なんか使わないぜ〜!な試合展開!

よく見たことあるやつ!

で、結局場外先へ!!

ボーリングもストライク!!

人生選手の拝み渡り!兄弟まとめて!

逆にやろうぜ〜!逆に!逆に!

逆ボーリングストライク!!

ラムジャムアピールからのセントーンアトミコ(?)自爆!!

凶器のメタルアームを奪い取った人生選手無双!!

「よし!」じゃないのよ!!誤爆しちゃった!!

うわー!スーツケース直撃!


○バラモンシュウ

(13分5秒 片エビ固め)

●ザ・グレート・サスケ


レジェンドタッグに勝っちゃったご兄弟!
キャリーケース直撃でサスケ選手マジに流血してたっぽいです!













第3試合 30分1本勝負

日向寺塁

vs

Ken45°


塁選手が唐突にニューコスチューム!!

現行世代・実力者対決!!

なかなかに寒い会場ですが、じっくりとじわじわとレスリングを展開!

互いの引き出しを徐々に開けていく!旋回を加えたフェイスバスター!

塁選手は丸め込み合いを誘いつつ、逆に丸め込んだ!!


○日向寺塁

(10分4秒 ジャックナイフ式エビ固め)

●Ken45°


予想外の決着!
これがプロレスの醍醐味。ベテランですね!











みちのくプロレスの玉座である東北ジュニアヘビー級王座をこれまで2度防衛しているMUSASHI選手。


第4試合 30分1本勝負

MUSASHI

郡司歩

vs

ヤッペーマン1号

ヤッペーマン2号


ニューフェイズvsヤッペーマンズ!

MUSASHI選手、カラダもデカくなってます!

郡司選手もルチャのリズムを難なくこなす!

ヤッペーのプランチャをかわし、MUSASHI選手が飛んだ!!

目まぐるしいスピーディな展開、

互いに譲りません!!エクスプロイダー!

タッグでこそ、瞬時の連携が光る!!

ランニングネックブリーカードロップ!

ライバルでもある新世代二人の…、

立て続けの攻撃!!

しかし!タッグのスペシャリストは…、

その勝機を逃さなかった!!

○ヤッペーマン2号

(9分7秒 エビ固め)

●郡司歩


流石としか言いようがない阿吽の呼吸です!!













メインイベントはタッグタイトルマッチ!
しかも、3つの王座がかけられています!

3.6徳島大会にて、サスケ選手&人生選手組を破り東北タッグ王座を奪取。九州タッグ王座、UWA世界タッグ王座を含め「タッグ三冠王」に君臨したGAINA選手&のはし選手の“友達タッグ”。

当初、UWA世界タッグ選手権試合のみを開催する予定でしたが、王者組の3冠戦発言を機にトリプルタイトルマッチへ変更!川村選手&大瀬良選手の新世代タッグを迎え撃ちます!


第5試合 時間無制限1本勝負

〜東北・UWA世界・九州プロレス〜

タッグ3冠選手権試合

〈王者組〉

GAINA

のはしたろう

vs

〈挑戦者組〉

川村興史

大瀬良泰貴

※第31代東北タッグ王座初防衛戦

※第30代UWA世界タッグ王座初防衛戦

※第10代九州プロレスタッグ王座初防衛戦


川村選手、大瀬良選手、デビュー5年目を迎えた二人のタッグでの大一番。

旗揚げ29年目の聖地・矢巾でのメインイベント!

もはやハンディキャップマッチ並の体格差!!

ひとつひとつがヘビーで大きな壁です。

ですが持ち前のスピードと培った技術で向かっていく!

二人の連携!低空ドロップキック!

腕を狙う作戦に出ます!

激しい打撃の打ち合い!空気を切り裂くような一撃一撃。

ルチャルールなので入り乱れる攻防!GAINA選手の一発は重すぎる…!

重厚感のあるコンビネーション。
ペースは譲らない友達タッグ。

大瀬良選手の腰を砕く!

そして強烈すぎる逆エビ固め!

なんとか、なんとか川村選手のカットが間に合います。

厳しい展開が続きましたがフォーアームで反撃!

ここから川村選手が攻める!

捻りを加えたクロスボディに、ミサイルキック。

強烈なラリアットが待ち受ける!

ムーンサルトプレスで反撃、

追い打ちの一撃はカウンターのパワースラム!一進一退です。

大瀬良選手も反撃に出る!

序盤で狙った腕への布石!得意のチキンウィングアームロックで絞り上げる!

しかしこれはエスケープし、バックドロップ!

おんぶプレスを狙ったところを、川村選手がカットした!このまま後ろに倒して、のはし選手がダメージを受ける!

チャンスだ!ここで一気に決めたい!

ブルーサンダー!!

さらにカットに入ったGAINA選手を…
二人で投げた!!
ダブルブレーンバスター!!

それでも屈さない友達タッグの強さ!
一気にペースを取り直し、おんぶプレス!

これを食らったらまずい…
スーパーおんぶプレスは二人がかりで阻止!

そのまま川村選手がGAINA選手を担いだ!!!
バックフリップ!!

そこへ大瀬良選手がのはし選手を雪崩式フランケンシュタイナーで落として二人へダメージを与える!!

そして分断のトペ・コンヒーロ!!!

大チャンスだ!!のはし選手も引かない!

ここまで来れば、意地と意地のぶつかり合い!

延髄斬りが鋭く入る!

一瞬の隙を狙った丸め込み!…も惜しくも決まらず!

ヘッドバットからキャメルクラッチは…カットが間に合う!

のはし選手を巻き込んだスイングDDT、

そして変形のデスバレーボム!!

大チャンス!!!サイファーウタキに繋げると…!!

トドメのムーンサルトプレス…は避けられてしまう!!

そのままジョン・ウー!

パートナーではなく相手同士をぶつけたグッバイ・マイ・フレンド!

そしてラリアットがガッチリと入った〜!!
…なんと意地のキックアウト!!カウント2.9!!

少しでもチャンスがあれば…だが!
ここでスーパーおんぶプレスが決まった!

大瀬良選手のカットが入るも、キャメルクラッチで分断され、最後…高々と抱えあげて…!!

ラストライドが完璧に決まった!!


○GAINA

(25分28秒 ライトライド→エビ固め)

●川村興史

※東北タッグ王座、UWA世界タッグ王座、九州プロレスタッグ王座それぞれ初防衛に成功。


25分の激闘を制したのは王者・友達タッグ!

東北タッグ、UWA世界タッグ、九州プロレスタッグそれぞれの王座を初防衛に成功!

そのベルトが無事に帰ってきました!

この三本のベルトを持って防衛を重ねていきたい二人!

のはし選手も挑戦者の強さを実感しつつ…
まだまだ譲れない構えです!

タッグトーナメントに王座戦に、ここまで沢山の強豪を撃破してきただけに、説得力が凄かった。
しかしチャレンジャーの二人の成長も確かなものとしてあります!

過去、現在、未来が交錯するリング上!
この先を描く光景はどのようなものになるのか?

それぞれが、動き出しています!
5月にはGWシリーズとして、
福島、秋田も含む東北サーキットが復活!

着実にステップアップしてきました。
より良い方向に向かいますように!
盛り上げていきましょう!

昨年の5月ぶりとなった
2022年3月シリーズ、
矢巾町民総合体育館大会の模様をお届けしました!
それでは、また〜!!