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人を知り尽くすことなんてできない。
何回見ていても
毎回違うんだから。
表情に見える成長(へんか)。
気付くと嬉しくなる。
『瞬間を楽しむ』
それが私のお芝居の観方。
"イメージ"なんかクソくらえだよね。
お芝居を見てこんなにも真剣になったのいつぶりだろうか。
『演じることは生きること』
物語の中の一人一人の感情にあった"心"に出会い、そのことを知りました。
表現に正解などない。
この役がこれでいいかなんて観る側にもわからない。
台本という文字から生まれ、物語の中に存在する意味は、自分で作り上げるしかない。
何度も何度も繰り返して、
会えるその時まで、
頑張って頑張って頑張り続けて、
あの場に立ってくれたと思う、メンバーさん達。
そして、
夢を消さないでいてくれた、菱田さん。
本当に感謝です。
hishidasはハチャメチャだけど、
自由なだけでは芝居は成り立たない。
『自由を上手く使う』ことができて『自由=菱田さんの信頼』であることを誰に言われずとも分かっているメンバーさん達だからこそ、
hishidasのお芝居は面白いんだ。
だから私も今回はどこか他人行儀な遠慮を捨てて正直な感想を話させていただいた。
クソ偉そうに語ってた昨日の自分を今日しっかり後悔してますが(笑)
本当にすみません!!!(スライディング土下座)
『昔は良かったんだよ』ではなく、
『昔も良かったんだよ』と、
"今まで"と"今"の楽しさを一緒に伝えられる『芝居好きの大人(ババァ)』でありたい。
そうやって小さなことからこの先も、
『私にはできない理由』を捨てながら、
『私にできる方法』を探していきたい。
"ナオミの夢"の感想を語りたい気持ちはありますが、
昨日で"終わった"と言うより、
『始まった』気がしてるので、
宣伝として12月の再演まで小出しに、
こちょこちょ…www
ちょこちょこ書いて皆様の目に押し込む…www
お耳に囁いていきたいと思います。
まだまだ旅(ゆめ)は終わりません。
12月、皆様とまた会えますように。
それまで私も修行(しごと)頑張ります(笑)
本当にありがとうございました。
去年の4月から一年休業させられ、今年の4月に急に解雇。
私も人ですから、ぶっちゃけ恨みました。
コロナも会社も。
直ぐに生きるために選んだのが、今もっとも需要がある『人の健康を助ける』仕事。
"今の私に人のことなんか考えてられるか!"
って思いもしたけど、私から"誰かのために働くこと"を取ったら何も残らないことを休業中に痛感したので思いきって飛び込みました。
13年ほど対面での仕事をせずにきたから初めのうちは『恥ずか死ぬ~』って感じでした(笑)
それでも毎日通って、分からないことに戦って、気付けば2ヶ月もちました。
これも舞台をやると決めた『hishidas』さんのお陰です。
生きるためとはいえ、何の目的もなく2ヶ月前の私が精神を保てていたわけがない。
私が生き直す、歩き出すための最初の目標、働く目的になってくれたことに心から感謝したいです。
本題はここからさ。
ネタバレは避けたいので今回は軽くですみません。
燃えよhishidas『ナオミの夢』
初日、無事に開幕おめでとうございます。
めっちゃクレイジーや~ん(笑)
役者のことも
お客のことも
ご時世のことも
『知ったこっちゃない!』
難しい状況であろうと
とりあえず"夢"でも見て
『越えてきゃええやん!』
そんな"潔さ"と"覚悟"を感じる台詞(小ネタ)が
妙にしっくりくる曲にノッて
マシンガンのように撃ち込まれてくる。
クッソ笑った(笑)
急にくる笑い
急にくる涙
hishidasの舞台はいつも何が起こるかわからない。
でも今回は、どこか『祭』ってイメージがしました。
そしてメンバーさんを見ていると、
菱田さんからの台本を読んでこれまで以上に悩んだのではないかと。
芝居中は狂おしいくらいの"祈り"に満ちてたっぺ。
稽古中は激しいダンスにセリフもヒラヒラ飛びそうなくらいふらついたのではないかと。
みんな目を奪われるくらい"セクシー"だったっぺ。
改めて菱田さんってクレイジーでファンタスティックだなと。
ナオミの夢は菱田さんしか引き寄せられないメンバーが作る最&高なお芝居だっぺ。
忘れないだろうな、京都…今日という日。
終わらないでほしいなぁって思うくらい、
本当に楽しかったです。
燃えました。
今日の私は燃えつきましたが、
"ナオミの夢"はまだ続く。