去年の4月から一年休業させられ、今年の4月に急に解雇。


私も人ですから、ぶっちゃけ恨みました。


コロナも会社も。


直ぐに生きるために選んだのが、今もっとも需要がある『人の健康を助ける』仕事。


"今の私に人のことなんか考えてられるか!"


って思いもしたけど、私から"誰かのために働くこと"を取ったら何も残らないことを休業中に痛感したので思いきって飛び込みました。


13年ほど対面での仕事をせずにきたから初めのうちは『恥ずか死ぬ~』って感じでした(笑)


それでも毎日通って、分からないことに戦って、気付けば2ヶ月もちました。


これも舞台をやると決めた『hishidas』さんのお陰です。


生きるためとはいえ、何の目的もなく2ヶ月前の私が精神を保てていたわけがない。


私が生き直す、歩き出すための最初の目標、働く目的になってくれたことに心から感謝したいです。



本題はここからさ。


ネタバレは避けたいので今回は軽くですみません。






燃えよhishidas『ナオミの夢』


初日、無事に開幕おめでとうございます。


めっちゃクレイジーや~ん(笑)


役者のことも

お客のことも

ご時世のことも


『知ったこっちゃない!』


難しい状況であろうと


とりあえず"夢"でも見て


『越えてきゃええやん!』


そんな"潔さ"と"覚悟"を感じる台詞(小ネタ)が


妙にしっくりくる曲にノッて


マシンガンのように撃ち込まれてくる。


クッソ笑った(笑)


急にくる笑い

急にくる涙


hishidasの舞台はいつも何が起こるかわからない。


でも今回は、どこか『祭』ってイメージがしました。


そしてメンバーさんを見ていると、


菱田さんからの台本を読んでこれまで以上に悩んだのではないかと。


芝居中は狂おしいくらいの"祈り"に満ちてたっぺ。


稽古中は激しいダンスにセリフもヒラヒラ飛びそうなくらいふらついたのではないかと。


みんな目を奪われるくらい"セクシー"だったっぺ。


改めて菱田さんってクレイジーでファンタスティックだなと。


ナオミの夢は菱田さんしか引き寄せられないメンバーが作る最&高なお芝居だっぺ。


忘れないだろうな、京都…今日という日。


終わらないでほしいなぁって思うくらい、


本当に楽しかったです。


燃えました。


今日の私は燃えつきましたが、


"ナオミの夢"はまだ続く。