途中間が空いてしまいましたがようやく橋巡り最終回です。




前回の「吉瀬橋」からさらに南下して、

「坂戸橋」へ来ました。




こちらは廃橋ではなく、現在も使われている橋です。


しかし、竣工はなんと、昭和7年!(1932年!)


鉄筋コンクリートアーチ橋で、国の重要文化財に指定されているとのことです。



でもガンガン車通ってます笑

2t以上の車は通行止めですが、地元の方の乗用車はガッツリ通っていて、大事な地域の交通の要所となっているようでした。



そして、この坂戸橋を含む路線が長野県道217号なのですが、これも全長600メートルととても短い!


参考までに…

長野県道217号 大草坂戸線

起点:上伊那郡中川村大字大草(長野県道18号伊那生田飯田線との交点)

終点:上伊那郡中川村大字片桐字坂戸(「坂戸峡」交差点、国道153号との交点)



 
早咲きの桜が咲いていました。
ちなみにこの橋の前後、桜が植樹されていて、時期になるととても美しい風景を見ることができるそうです。
周りに駐車場もいくつかあるので、桜を見るのも安心です。



欄干が可愛い。




読みづらいですが、

  工竣
壱拾年七和昭

とあります。



「左←右」書きはやっぱり萌える!



たぶん、キロポスト?と標石。



現地で坂戸橋についてググると、どうやらこの坂戸橋が作られる前にもこの辺りに橋はあったらしいことが判明。(\事前に調べとけー!/笑)

まさか旧橋は残っていないよな…と辺りを見回していると、同行のバッシーさんが、「あれじゃない?」と発見し、近づいてみると…


 

あ、あった…
てか、細っ!!!
人しか通れんよ…これは…

こりゃ「村をかけていっちょデカい良い橋作るか!!!」ってなるわ!


そしてこれ、今でこそ下に畑や田んぼがあるものの、当時の地面の高さはこんな感じだったのではないかなぁと。





旧橋側から現在の坂戸橋を望む。



ニホンタンポポ。というより多分シナノタンポポ。
在来種が咲いていました。

在来種のタンポポも、カントウタンポポやシナノタンポポ、トウカイタンポポ、カンサイタンポポ…等々地域によって種類があるそうです。

さすがにどれがどれかとここまでは見分けはつきませんが、とりあえず県内にあるしシナノタンポポなのかなと、、(なんと安直な!)

野草ももう少し知識を深めたいところです。。



探索後のお昼は、道の駅花の里いいじまにて。
「味駒丼(みこまどん)」美味しかったです☺️

農産物の直売コーナーも結構充実していそうでした。




あらためて今回長野県道210号含めご同行いただいたバッシーさん、本当にありがとうございました!



伊那谷の探索は沼ですね。笑

楽しいところばかりです。

林鉄跡もぜひトレースしてみたいものです。