プランバナン寺院遺跡のロロ・ジョグラン寺
院の見学が終わると、次はこのトイトレイン
に乗って移動します。
この公園はかなり広いので、とても歩いて行
けません。
一番北側のセウ寺院をめざします。
セウ寺院は千の寺院という意味です。
ここは仏教の遺跡ですが、修復はかなり遅れ
ていました。
セウ寺院の入口両わきには「ゴド」という武
器をもった守護神クペラの像が建っています。
これは威圧感がありました。
しかし周囲には大小たくさんの建物があった
ようですが、今は石の山となっていました。
夜は、ジャワ伝統舞踊ラーマナヤを見に行き
ました。
ラーマ王子たちの活躍を描いた古代インドの
物語が下敷きになっています。
ラーマ王子の弟が、まるで歌舞伎の見えを切
るような仕草をしているところです。
内容的には、ケチャダンスに近いでしょうか。
登場人物も、ラーマ王子、シンタ姫、王子の
弟のラクスマナ、そして猿の将軍ハヌマンな
ど全く同じでした。
古代インドから仏教、ヒンドゥー教とともに
伝わった舞踊が、時を経た現在もインドネシ
アの各地に残されているんですね。
2大世界遺産をめぐる
新神秘のボロブドゥール遺跡とバリ島6日間
2014.5.17~5.22 JTB旅物語