★インド(12)‥あこがれのタージ・マハール
【世界遺産】タージ・マハール
ムガール帝国第5代皇帝シャー・ジャハーンが最愛の
王妃のために建てた霊廟。
1631年から22年の歳月をかけ、3万人の人が動員さ
れて建設された。
そのため膨大な国家予算が使われた。
タージ・マハールの近くでバスをおり、電気自動車に
乗り換える。
赤い砂岩と白い大理石でできた霊廟の南側の門。
高さは30m。
美しい曲線を持つドーム。
その周囲に建つ4本のミナレット。
緻密に計算された左右対称のデザイン。
この建物の中に、王妃の棺が置かれている。
シャー・ジャハーンの棺もここにある。
しかし、実は河の対岸に黒の大理石で自分の霊廟を
造ろうと計画していた。
これを息子が国家財政の危機を救うため、王を幽閉し
没後ここに棺を置いたのだ。
ヤムナー川の向こう側に幻の黒のタージ・マハールの
建設予定地が見える。
そして、帰りにもう一度、白亜のタージ・マハールを
振り返る。
ため息がでるほど美しい。
これを見たいがためにインドに来たのだから。
インド5日間
2012.11.30~12.4 JTB旅物語